この度、どいかやさんと猫たちの暮らしの日々をつづったフォトイラストエッセイ本、『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。―絵本作家の森ぐらし』を読みました。
感想やどいかやさん作の他のおオススメの絵本もご紹介いたします。
『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。―絵本作家の森ぐらし』の感想レビュー
空気の美味しそうな緑あふれる自然の中でのびのびと暮らす猫たちと、絵本作家であるどいかやさんの暮らしぶりを描いたフォト、イラストエッセイです。
使用画材は色鉛筆でしょうか?
とても柔らかな色彩のイラストに癒されます。
かわいい猫ちゃん達のイラストと目が合うたびにやさしい気持ちになれます。誰からでも愛されるイラストのタッチです。
外と中を自由に行き来できる放し飼いの猫たち
そこはまるで絵本のような世界。
森の中にあるものすべてが猫たちにとっての遊び道具。市販のおもちゃを買い与える必要もないでしょう。最高の日向ぼっこの特等席だっていたるところにありそうです。
今は完全室内飼い飼いを勧める風潮ですが、どいかやさん宅では一昔前のような外と中を自由に行き来させる飼い方でした。
完全室内飼い飼いは猫のためとも言いますが、正直猫の糞尿の問題などの面では人間のエゴの部分もあるのかなと少し感じています。
だからどいかやさんと猫ちゃんの暮らしぶりは大変うらやましい!
緑の映える庭で猫たちはのびのびとしててとても気持ちよさそう。
理想と言えるかもしれません!
猫たちとの出会い・家族の一員になるまで
私個人的にはどいさんと猫たちがどうやって出会い、家族の一員となったのかが気になりました。この部分も事細かにかかれていて共感する部分も多々ありました。
特に「子猫は突然に」というエピソード。
たしかに子猫って突然やってくる…。うんうんと大きく頷きました。しかも忙しいかったり物入りだったりする時期に…。
私は最近の過去でいうと3匹ほど庭に来た子猫を保護し、そのうちの2匹と現在いっしょに暮らしています。1匹は里親探しが成功しました。
猫を呼んでしまう電波か何かが出ているんでしょうかね…?
関連記事>>>子猫が庭に迷い込んできた!捕獲と保護の方法。一緒に暮らすに至るまでを紹介。
どいかやさんの絵本『チリとチリリ』もオススメ
『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。』を読んだ方は、ぜひどいかやさんの絵本「チリとチリリ」も手に取ってもらいたいです。
絵本に出てくる食べ物が美味しそうで美味しそうでたまりませんよ。
どいかや著 「チリとチリリ」
6冊ほどチリとチリリシリーズは出版されています。
どれもやわらかい色鉛筆のタッチがたまりません。
仕事などで疲れた後に読むと最高に癒されます。絵本は子供の物だけと思ったら大間違いです。大人こそ読んでもらいたい。
きっとどいさんの絵本のアイデア出しはお庭のデッキでしょう。
アイデアは天井の高さと比例するとメンタリストDaiGoさんの本で読んだことがあります。
天井は無限の空ですからアイデアも無限です。さらには周りには緑いっぱいで癒し効果のあるフィットンチッドまみれ。
さらに言えば、ご自身が絵本のような場所にお住まいなのですから「チリとチリリ」のような素敵な絵本が描けることは大きく納得です。
メンタリストDaiGo 「自分を操る超集中力」
「ペットショップにいくまえに」犬猫の保護活動にも尽力されるどいかやさん
「ペットショップにいくまえに」は、誰かが犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく、飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい、そんな思いをこめて作ったフリーペーパーです。
また、各地の自治体や、保護活動をしているボランティアの情報を集めて、みなさんの参考にしていただけたら、と考えています。
一匹でも多くのわん&ねこちゃんが、幸せになることを心から願って。
私はこの考えに強く賛同します。刺激的なことを書いてしまうと、もはやペットショップの存在は今どきナンセンスです。
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似た感じの本紹介 「ターシャの庭」
どいかやさんの『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。』を読んでいると自然と「ターシャの庭」を思い出しました。
ターシャさんはアメリカの絵本や挿絵を描かれているほか、園芸家、作家でもある多彩な方です。
同時にスローライフな生活を営み、その様子は日本でも注目されました。
イラストを描く傍らにはいつもターシャさんが大好きなコーギー犬たちがちょこんと座っているのも印象的です。
晴れた日にはコーギーたちと庭に出てせっせと園芸を。庭で果実がなればそれらを使ってジャムやパイを作ったりと、これまた絵本のような世界。
これが同じ時代に住む人なのか?と疑ってしまうほど。
今回ご紹介したどいかやさんの『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。』が好きな方はきっと気に入る本と思います。
「ターシャの庭」 ターシャ・テューダー著
まとめ
- どいかやさんの『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。―絵本作家の森ぐらし』はオススメ。
絵本のような家に森に猫。
こんな暮らしがしてみたい!と思ってしまうこと間違いなし。
同時に自分がもしこんな場所に住んでいたら?と疑似体験できるようなフォトイラストエッセイです。 - 同時に絵本「チリとチリリ」も大変オススメ。
仕事や人間関係に疲れている果てている人はぜひ手に取って見て。 - どいかやさんは犬猫の保護活動にも尽力。
ペットショップよりも保護施設から犬や猫ちゃんを迎えよう。
私自身も強く賛同します。 - どいかやさんかやさんの本が気に入った方には絵本・挿絵作家のターシャさんのスローライフな暮らしぶりを体感できる「ターシャの庭」もおすすめ。
是非よんでみて~
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