【愛猫の画家】藤田嗣治画文集「猫の本」【感想とレビュー】

藤田嗣治画文集猫の本レビュー
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みなさんは愛猫の画家、藤田嗣治をご存知でしょうか。

独特な乳白色の肌色の裸婦画が有名で見たことがある方も多いかもしれません。

今回は「藤田嗣治の画文集 猫の本」をご紹介いたします。

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「藤田嗣治の画文集 猫の本」の感想とレビュー

今回読んだのはコチラの本↓

画文集ということで、画がメインで文字が少しの構成。

猫が好きな画家、藤田嗣治。
猫メインの作品もありますがメインモチーフの隣にちょこんと猫がいる構図が多いように思います。

その存在は小さくもあり大きくもある。
猫好きだからそう目に映ってしまうのかもしれないですけど。(^^;)

あるいは藤田の一種のサインのようなものにも見えてきます。

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藤田嗣治作品の中の猫の役割

「タピスリーの裸婦」(1923)は有名ではないでしょうか。
花柄の背景と裸婦と猫が描かれています。
有名な歴史ある絵画にこの表現は間違いで失礼かもしれませんが、「カワイイ」のです。

キジトラ柄の猫と裸婦の黒髪が共鳴し合い、絵がまとまりバランスが秀逸。
キジトラの白と黒の加減がちょうどいいです。

ここは黒猫だと重くなる。
茶トラでもないのです。(エラそうだ(^^;))

背景の花柄のピンクのような薄い赤もカワイイ。
どうやったらこんな「カワイイ色」が出せるのかとまじまじと見てしまいます。

「横たわる裸婦と猫」(1921)
こちらもハチワレ猫ちゃんが絶妙なバランスです。
黒と白の全体のバランスがハチワレちゃんでないと取れません。

藤田嗣治・私のお気に入りの一枚

「1927年 自画像」です。

「1929年 自画像」のプロトタイプような感じもします。

ドライポイント(版画技法)なのですが、一見すると漫画を描くつけペンで描いたようなカジュアルさもあります。

にしても、なぜこの瞬間の猫の表情を描く?
と一瞬疑問に襲われるような猫の表情から目が離せません。

なんとも絶妙な猫の表情を描いているのです。

猫の猫飼いなら「あるある!」と頷ける表情。
絶対に慣れた飼い主じゃないと見せないような猫の表情。
のどを鳴らしてすり寄ってくるとき、飼い主の足なんかに顔が変形するくらいに強くこすりつけてくるあの感じ。

もっと言えば、猫って「角」が好きですよね。
段ボールの角とか。
その角っこに口元を擦りつける仕草でしょうか!

アーティストの観察眼と猫好きとしての観察眼を持ち揃えていることがうかがえます。

 

管理人
管理人

猫と常に一緒にいたんだな~!とわかります!

藤田作品に描かれる猫はいかにも「かわいい猫ちゃん」という絵は少ないように思えます。
そこが普通と違う着眼点の持ち主、世界から愛されるアーティストの所以なのでしょう。

ちなみにこんな柄のトートバッグ欲しい。絶対買う。(笑)

 

いったいどんな絵だよーと思う方は是非実際に本を手にとってご覧ください…。

買うのはちょっと…躊躇するという方、図書館で借りてみては?
私の住む田舎の図書館でもありまりましたよ。

藤田嗣治とは

藤田嗣治(ふじたつぎはる、1886年11月27日-1968年1月29日)は日本生まれのフランスの画家・彫刻家。第一次世界大戦前よりフランスのパリで活動、猫と女を得意な画題とし、日本画の技法を油絵に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びた。
エコール・ド・パリの代表的な画家である。
フランスに帰化後の洗礼名はレオナール・ツグハル・フジタ(レオナール・フジタとも)

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

藤田嗣治は海外の方が人気?

「おとなのけんか」という映画作品に藤田嗣治の画集が出てくるシーンがありました。
「藤田の画集は汚されたくないわ」みたいな感じで。

海外での人気さがうかがえます。

映画自体も面白いです。
「おとなのけんか」なんですが「こども」じみてて。(笑)

まとめ

藤田嗣治作品は不思議な魅力があります。

鋭い目つきの女性や子供たちに、人によっては一瞬ぎょっとするかもしれません。
しかしずっと見ていると不思議と引き込まれる魅力があります。

それは独自の「乳白色の肌の色」もそうですが、モチーフの傍らに描かれる猫の存在がグッと藤田芸術に引き込む要素となっているのではないでしょうか。

それだけ猫と藤田嗣治は切っても切れない関係です。

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