子猫が庭に迷いこんで来た!公園や道端で猫を拾ってきた!
という経験は誰しも一度はあるかもしれません。
かく言う私も猫が自宅の庭に迷いんできた回数は多々あります。そのうちの2匹と現在一緒に暮らしています。他の迷い込んだ子猫たちは里親さんを探して譲渡しました。
こちらがクロちゃん(メス・2017年生まれ)とマロちゃん(オス・2017年生まれ)です。
結論としては、子猫を保護したらまずは動物病院へ行きましょう!!
初めて猫を拾った場合は「初めて」ということを強く伝え、事細かに何をすればいいのか聞きだしましょう。獣医さんによっては細かいことを教えてくれないアバウトな方もいましたので…。
▼初めて猫を拾った場合に病院でしてもらうことはこちら。頭に入れておきましょう。▼
- 健康状態の確認
- ノミダニ駆除
- ワクチンの接種
- (生後6か月を超えたら避妊・去勢手術)
その他にもすぐに役立つ情報などをクロちゃん、マロちゃんを保護(捕獲)し一緒に暮らすまでの経緯と交えてご紹介していきます。
このような疑問にお答えします。
- 子猫を拾って保護した後に何をすればいい?注意点は?
- 保護した後、何が必要?
- 飼い始める際に必要なモノは?
- 飼えない場合はどうすればいい?
- 里親さんの探し方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
※この度は成猫ではなく子猫を拾った前提で話を進めてまいります。
猫を捕獲・保護する方法
すでになれている・瀕死の子猫の場合はすぐに病院へ
- 難なく触れる、逃げない子猫
- 瀕死の子猫
上記の子猫の場合は【動物病院へつれていく】の項目へ。
瀕死の子猫ですぐに動物病院へ連れていけない場合はとにかく温めてください!
なれていない子猫の場合
- まずエサを与えましょう。
- なるべく猫のそばで食べているところを見る。
こうすることで危害を加える敵ではない、安全だとわかってもらいます。睨まれ続けることとなりますが…。エサは自宅の庭で与えていました。
うちのクロちゃんの場合、なかなかなれず、2週間くらいかかりました。
特に怪我などしてる感じは無く、エサを与えて慣らすことに。
▲この頃はまあまあ慣れてきたけど触ろうとすると逃げました。徐々に距離が縮まる感じでした。
子猫の爪はなかなか鋭いです。ひっかかれたら破傷風の恐れもありますのでむやみに手を出すのは危険。厚手の皮の手袋、大きなタオルなどを用意して捕獲しましょう。
私は子猫を捕獲しようと近くのダイソーへ急ぎ厚手のゴム手袋を買った覚えがあります。
子猫を動物病院へつれていく
健康そうに見える猫でも、出来ることなら家に入れずに病院へ行き、まず体調を診てもらいましょう。
すでにおうちに猫や犬を飼っている場合、すぐに保護した子猫を家の中に入れるのは危険。子猫が病気をもっているかもしれないし、ノミやダニもいる可能性があります。
マロちゃんの場合は、初めからなれていたので庭でキャリーケースに入れて病院へ直行しました。
なれなれしく玄関に入ってきたりしていましたので連れて行くのはらくちんでした。
病院でやってもらうこと(健康チェック・ノミダニ駆除・ワクチン…)
- 体調の確認 何か大きな病気などにかかっていないかどうか(猫エイズ・白血病)
- ノミダニ駆除をしてもらう。
- ワクチンをしてもらう。
ワクチンには他にも種類がありますが、クロちゃん、マロちゃんの場合、ワクチンは三種混合ワクチンを打ちました。
いずれも獣医さんと健康状態、飼育環境などを相談して決定してください。
猫を家に迎え入れた後は…
いよいよ猫ちゃんを家に迎え入れるわけですが、まだまだ安心はできません…!
もし家に先住猫や犬がいる場合は仲良くなるまでにひと悶着あるかもしません。私はありました。その奮闘ぶりはブログでも書いています…。
子猫の便から条虫が!
▼病院でノミダニ駆除などをしてもらい、家に迎え入れた後のマロちゃんの様子。
安心しきって眠っていますが…
油断はできません!
便に注目です。うちの場合はマロちゃんの便から動く白いものを発見したため急いで動物病院へ直行。瓜実条虫と判明し、注射をしてもらいお薬をもらいました。
▼後に知りましたがそこまで緊急性の高いものではなかったようです。が早めの受診に越したことはありません。
元気食欲があれば、緊急性はないことが多いです。
ただ、長く様子をみると感染が広まってしまうので、なるべく早めに病院に行きましょう。まりも動物病院 公式ブログ
【猫の便に白い粒が…!】ソノ正体や対処法など徹底解説!
猫と暮らす際に必要なもの
▲すっかりなれたクロちゃん。
私がベッドに寝転がるとすぐに飛び乗ってきます。実はとても甘えん坊なことが判明。めちゃめちゃ警戒していたのに…。
さて、ここで猫を迎えるにあたって絶対揃えておきたいものをご紹介。
- トイレと砂…システムトイレが経済的ですので子猫のうちから慣らしておくとよいかもしれません。
- エサ…子猫なら子猫用の餌を与えましょう。効率よく栄養がとれます。
- エサ・飲水用お皿…100円ショップのものや、使わない食器あればそれを。
陶器の方が絶対にオススメです。口元がよごれにくいですし、衛生的です。プラスチックは傷がつきやすく、傷に雑菌が溜まりやすいです。
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その他、あったほうがよいもの。
- 爪とぎ
- キャリーケース(バッグ)
- おもちゃ、キャットタワーなどは徐々にそろえて猫ちゃんに快適に暮らしてもらいましょう。
- 猫の飼い方の本などがあったら便利。一通り勉強しておきましょう。
やはり猫の飼い方系の本は一冊はあった方がいいです。私はこちらの「ネコの気持ちと飼い方がわかる本」で一通り学びました。オールカラーで大変読みやすい。
【合わせて読みたい】
⇒【初心者オススメ】猫の飼い方の本「ネコの気持ちと飼い方がわかる本」
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【猫を飼う心構えについて】いよいよ楽しいキャットライフの始まりです!
私の場合、成人する前までは「家族と猫(または犬)を飼う」というスタイルでした。父親や母親が主に世話をして病院代も出して、私たち子供はたまに可愛がる…みたいな。皆さんそんな感じですよね。
しかし成人し何年か経ち、自分のお金、力だけで猫を飼うというスタイルに自然となっていました。その最初の猫がクロちゃんです。だからクロちゃんを迎え入れるときは多少の不安がありました。
「果たして自分の力だけでクロちゃんをお世話できるのだろうか」と。そんなときに私はこの言葉を目にし、勇気づけられた覚えがあります。
「いよいよ楽しいキャットライフの始まりです。」
「そうか!楽しい猫との生活が始まるんだ!」と。
そしてクロちゃんと数年過ごし、さらにはマロちゃんも加わり、1人でも案外なんとかなるものです。あなたにも伝われば嬉しいです。
まとめ
- 猫を保護した後はとにかく真っ先に病院へ。
すぐに家に入れてはいけません。
病院で検査をしてもらいましょう。 - 家に迎え入れたあとも便から条虫などが出る場合があります。
注意深く観察しましょう。 - どうしても飼えない場合は里親募集サイトを利用し、里親さんを探しましょう。
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素敵なキャットライフになりますように!心から願っています。
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