うちでは毎年のワクチンは行ってるけどその時いっしょに健康診断もしたほうがいいのかな?
料金も気になるし、何より猫にストレスはかからない?
毎日よく食べて、いい排泄もして健康そうだし…。悩む…。
▼このような方にオススメの記事です。
- 定期的な健康診断は必要?
- いくとしたらいつから行けばいい?
- 健康診断の内容は?
- 健康診断の費用は?
結論として
- 健康診断を受ける年齢と頻度は、
9歳以下…年に一度
10歳以上…半年に一度 - 元気に見えても猫は具合が悪いのを隠そうとするもの。
定期的な健康診断をすることで早期発見ができ、手遅れになることを防げます。 - 健康診断の費用は病院によって違うし、検査の項目によっても違ってきますが、約13500円~
今回は同じような悩みを持つ方に向けて「猫の健康診断」について深掘りしていきます。
健康診断はいつから行けばいい?頻度は?
10歳以上…半年に一度
ワクチン接種や誕生日の月に決めておきましょう。
健康診断って何をやるの?内容を解説。
健康診断の内容はさまざまな項目があります。
全ての項目をやるのは現実的ではありません。
猫のストレスになるし、金銭的にもキツイところがあります。
それを聞いて安心しました。
(全部やるのかと思った)
飼っている猫の年齢や弱点などに合わせて診断内容を獣医さんと相談してみましょう。
ぴったりの健康診断メニューが出来上がることでしょう。
問診
普段の猫の様子、健康状態を飼い主が答える。
日ごろから変わったことや変化があればメモをしておくと良い。
身体検査
- 視診…目で見て健康状態をチェック
- 触診…ではリンパの腫れなどもチェック
- 聴診…聴診器で心音、肺音、脈拍に異常はないかチェック
- 口臭のチェック
- 体温測定
- 体重測定…大きな増減は無いかチェック
血液検査 5000円~
- 血液検査を採取する。
ホルモン、腎臓、肝臓の異常、貧血などをチェック。
結果が出るまで時間がかかる(約1時間) - 外部の検査機関に出して調べるものもあります。
心電図 2000円~
心臓が動くときに発する電気を信号化して記録。
心臓疾患について調べます。
(不整脈・心肥大などの有無をチェック)
尿・便検査 1000円~
- 顕微鏡で細菌・結晶の有無をチェック。
- pHを調べる。
- 自宅で採取したものを調べてもらう場合は猫不在でも大丈夫。
関連記事>>>【猫の泌尿器系病気】猫はおしっこの病気になりやすい!飼い主ができる予防策は?
レントゲン検査 3000円~
- 内臓の位置、形、大きさのチェック
- 骨の形のチェック
- 尿路結石が見える場合も
超音波 2000円~
- 超音波の跳ね返りを利用して体の内部をモニターに映し見ることができる。
レントゲンよりも臓器内部を確認できる。 - 腫瘍の有無もわかる。
- 腎不全が見つかるケースも。
健康診断の料金は?
- 血液検査 5000円~
- 心電図 2000円~
- 尿検査 1000円~
- 糞便検査 500円~
- レントゲン検査 3000円~
- 超音波検査 2000円~
動物病院のホームページで公開されている料金をざっくりと見てみました。
料金は病院によってさまざま。
中には「こんなにもとるの!?」と驚愕した病院も…。
みなさん、猫貯金…、頑張りましょう!
検査結果は大切に保管
ワクチンの証明書や検査結果などはぜひ猫ちゃん専用フォルダー作って大切に保管しておきましょう。
私はアバウトなやり方ですが100均のメッシュケースに入れて保管しています。
猫(ペット)の母子手帳(健康手帳)なるものもあります。
▼健康管理・通院記録を書き込めて便利!
100均ダイソーにもペットのことを書き込める専用のノートの販売があります。
▼こちらの記事を参考にしてみてください。
【100均】ダイソーの「うちの子ノート」の内容は?ノート売り場へGO !
子猫を拾った場合の健康診断
子猫を拾ったらまず動物病院へ。
怪我やノミダニ駆除、または寄生虫の有無などを調べてもらう必要があります。
瀕死の状態だとさらに費用とがかかります。
関連記事>>>子猫が庭に迷い込んできた!捕獲と保護の方法。一緒に暮らすに至るまでを紹介。
まとめ
9歳以下…年に一度
10歳以上…半年に一度
【健康診断の項目内容】
- 問診
- 身体検査
(視診・触診・聴診・口臭チェック・体温測定・体重測定) - 血液検査
▼精密検査▼
- 心電図
- 尿・便検査
- レントゲン検査
- 超音波
私個人的にはかかりつけの獣医さんに相談するのが一番かなと思いました。
今までの体の状態・病歴を理解してくれているし、「この子にはこの検査をやってみましょう」とこちらから言わずとも提案してくれるはずです。
【余談】
猫のずっと先を考えるとちょっと暗くなってしまうのはどんな飼い主さんだって同じですよね。
できるだけ病院のお世話にならないよう飼い主は日々の健康管理に努めるだけです!
そして一日一日を丁寧に大切に猫たちと過ごしていきたい!
【参考文献】
猫を飼う前に読む本:猫専門医が教える
0才からのしあわせな子猫の育て方
【あわせてよみたい!ずっと健康に過ごしてもらうために】
獣医師に訊いた!信頼しているキャットフードメーカーとは?フード選びのコツ!
【猫のおやつ】煮干し・かつお節は控えよう。理由はミネラルが関係する!
猫におやつは必要?おやつを与える際の注意と獣医さんオススメのおやつ。