猫の肉球の先にイボ?トゲ?かさぶた?
なんか硬い物がついてる!!
なんじゃこりゃ!!
▼こちらです。
赤丸部分、小さいのがポコッとあります。実はこれ皮角(ひかく)というものらしいです。
爪ではありません。
良性のものが多いので特に処置も必要なし。しかし注意点もあります。今回は猫の「皮角」について深掘りしていきます。
▼このような方にオススメの記事です▼
- 猫の肉球にできたものの正体「皮角」について知りたい
- 皮角はこのまま放っておいていいの?
- 皮角の治療?ケア?はどうすればいいのか知りたい
猫の肉球の先に何かついてる!「皮角」です
猫の肉球のできものの正体は皮角(ひかく)と言って「タコ」のようなものです。皮膚の角質が必要以上にできてしまったものらしい。
皮角は猫よりも犬に多く見られるようです。さらには人間にもできるようですよ…!?
「皮角」の色と形・できる場所・数もさまざま
白い塊にみえたり、爪のように見えたりとさまざまです。
うちの場合、色は黒です。皮角ができている場所は指球(しきゅう)ですが、全ての指球にできているわけではありません。
「皮角」の治療・ケアは?
- そのまま放っておく。
- 肉球クリームを塗る。
皮膚に潤いを与えることで多少の予防が期待できるようです。 - 伸びたら切る。
皮角ができる場所によっては歩くのに支障がでることもあるようです。
かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。
個人的には本人(猫)が気にしていないようなら下手に切除したりクリームを塗ったりはしないほうががいいのかなと思っています。放置しています。
そもそもクロちゃんは肉球を触られるのが大嫌いなので…
最近になって気づきましたが自分で噛んでちぎり取ってるのかも?たまに肉球の状態を確認すると角がなくなっていることがあるんですよね…。
「皮角」について心配なこと
ほとんどが良性で心配することは無いようです。
しかし、ごくたまに以下の危険性も▼
- 大きいものやシニア猫にできた場合は扁平上皮癌の危険性がある
- 猫白血病ウィルスに感染している猫に皮角はできやすい
ウイルス感染の可能性
うちの場合、クロちゃんの角は4歳くらいの頃からありました。(2021年時点の今は7歳です)
見た感じ、大きくなったり本人も気にしている感じはないので様子見です。(素人が様子見するなと言う意見もありますが…)
ワクチン接種や健康診断と併せて診てもらおうと思っています。
【追記】皮角を獣医さんに診てもらいました
(2021/11/03 追記)
この度ワクチン接種の日とあわせて先生に皮角を診てもらいました。
すると、
様子見
と言われました。
そこまで緊急性も無いし今すぐ何かしなくてはならない、というわけではなさそう。また来年も同じように診てもらおうと思います。
気になる方は同じようにワクチンや健康診断とあわせてかかりつけの獣医さんに訊いてみましょう。
【追記2】皮角を猫が自分で噛みちぎってる?
2024年4月8日追記。
▼先日このようなものを部屋の床で発見…。
一瞬う●こ、かなと思いましたがどこかで見たことがある…
皮角の残骸なのでは…!?
たしかにクロちゃんは普段手を引っ張るような仕草もしていたのでそれは皮角をかじり取っていたのかも…。
人間だとささくれを取るような感覚かなあ、と思ったり。
その後は何ともなかったのでそのままにしています…。
【補足】猫によって違う肉球
もちろんですが猫によって肉球の色や形は違います。そして柔らかさや湿り気?も違う。
これは2匹飼って比べてわかったことです。
▼うちの2匹。黒猫のクロちゃん(女の子・2014年生まれ)
▼茶トラのマロちゃん(男の子・2017年生まれ)
- クロちゃんの肉球はすこーし乾燥気味でカサッとして硬めです。
- マロちゃんはまあまあしっとりとしています。
マロちゃんには今のところ皮角は見当たりません。
余談ですが以前も記事で紹介したようにマロちゃんは指間炎のような肉球の間が黒くなって炎症することが多いです。(湿り気のある肉球だからなのか)
逆にクロちゃんには指間炎のような炎症になったことはありません。
本当に猫それぞれ全く違う。
人間もそうだけど。
肉球の乾燥、湿り気具合によって現れやすい症状があるのかもしれないです。
まとめ
そこまで問題視することではありません。しかし高齢猫や大きさによっては注意も必要。
まずはかかりつけの獣医さんに相談してみることをオススメします。
【あわせて読みたい】