最近、猫が私の髪の毛を噛むことに気づきました。
もしかして毛づくろいしてくれてる?
調べてみますと主な理由として、猫が飼い主の髪の毛を噛んだりなめたりするのは愛情表現の行動だそう。
なんだか嬉しいですね。
こんなときに髪の毛を噛む!
ある日私の頭部をクロちゃんの口元に向けてふざけて遊んでいました。(どんな遊びだ)
するとクロちゃんが髪の毛をガジガジと噛んでいるような、毛づくろいしているような不思議な行動をしているではありませんか。
※このとき私はクロちゃんに頭を差し出しているので実際に見たわけではありませんが明らかに私の髪の毛を嚙んでいる感覚がありました。
▼クロちゃん(2014年生まれ・おんなのこ)
猫の飼い主さんの中には就寝中やお風呂上りの濡れた髪の毛を猫ちゃんに噛まれるケースもある様子。
髪の毛を噛む理由とは?
▲マロちゃん(おとこのこ・2017年生まれ)は髪の毛を噛みません。
つまり愛情表現です。
猫は毛づくろいをしあうことで絆を深めます。
他にもこんな説が
- 甘えている
- 飼い主の髪の毛が猫にとって心地よいから
関連記事>>>遊んでいる最中に突然猫が猫が毛づくろいをするのはなぜ?「転位行動」
【対処方法】髪の毛を噛むのを辞めさせる方法
うちの場合、頭を差し出したときにだけ髪の毛を噛んだりなめたりします。
このような場合は全く問題ありませんが、就寝中やあまりにも激しく噛む場合は困りますよね。
いくつかの対策を講じましょう。
水をスプレーで吹きかける
猫が髪の毛を噛むタイミングに合わせて霧吹きに入れた水をちょっとだけスプレーして阻害しましょう。
となり次第に髪の毛を噛むことが減るでしょう。
このスプレー作戦は乗って欲しくない場所や爪とぎしてほしくない場所を保護する際にも効効果的です。
関連記事>>>【猫の爪とぎ】爪とぎの意味は?オススメ爪とぎ器・爪とぎ防止対策を紹介!
スキンシップ・遊びを積極的に!
スキンシップや遊びが足りないことも髪の毛を噛む原因の一つとして考えられます。
たくさん遊んであげて猫との絆を深めましょう!
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猫が喜ぶ遊び方のコツ!運動不足解消・ストレス発散のために遊ぼう!
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【要注意】異食症(ウールサッキング)を疑ってみる
飼い主の髪の毛を舐めた噛んだりするだけならよいですが髪の毛を食べてしまう猫ちゃんに関しては要注意。
中には落ちている髪の毛を食べたり、ゴミ箱排水溝の髪の毛を探してまで食べる猫ちゃんもいます。
ひどくなるとそれらを食べてしまい腸閉塞になる場合も。ウールサッキングは常同行動のひとつでもあります。
常同行動とはストレス、不安、欲求不安から表れる行動で、同じ行動を何度も繰り返すことをいいます。(動物園のライオンがグルグル歩く行動もこれ)
猫が布をちゅぱちゅぱするのはウールサッキングといい、遺伝や環境の変化、ストレスなどが関係してると言われています。
布は食べちゃうと腸に詰まり危険なので
・布製品をなるべくおかない
・おもちゃ遊び
・安心できる環境作り
などして対応😊
子猫は遊びでやっている場合もあり必ずしも異常ではない pic.twitter.com/zu8GNww59T— トラまりも@まりも動物病院 (@toramarimo_blog) March 4, 2021
【対処方法】異食症(ウールサッキング)を辞めさせる方法
ウールサッキングについては以下の原因と対処方法がよく挙げられます。参考にしてみてください。
- 餌の見直しをする
餌が合っていない・量が足りない場合も異食症(ウールサッキング)は起こります。
与えている餌はちゃんと総合栄養食でしょうか?今一度確認することをおオススメします。
関連リンク>>>【キャットフード】総合栄養食と一般食の違いとは?フードには目的がある! - たくさん遊んであげたり可愛がったりしてあげる
子猫時代に母猫からの十分な愛情を与えられず寂しい思いをしながら育った猫はウールサッキングをしてしまう確率が高いようです。たくさん遊んだりスキンシップをすることで少しはウールサッキング軽減が望めるでしょう。 - かかりつけの獣医師に相談
寄生虫の感染でも異食症(ウールサッキング)は起こり得ます。病院で一度見てもらうことをお勧めします。 - 遺伝的要素
猫の種類によってウールサッキングの有無が確認されていますが例外もあり。主にシャムネコ、アジア系の品種によくみられるようです。
まとめ
髪を噛まれることで飼い主の生活に支障があったり、猫が髪の毛を食べることがあるようなら異食症(ウールサッキング)を疑い、何かしらの対策が必要。
- 水スプレーで妨害
- 日ごろのスキンシップ多めに・遊びも多めに
- エサの見直し
- 病院での診察
など。