猫との引っ越しって不安ですよね…。
- 猫との引っ越しを考えている。
- 猫との引っ越しが不安だ。
- 猫との移動はどうすれば?
- 引っ越し前、後はどうすることが大切?
- 少しでも引っ越しによる猫のストレスを軽減したい。
今回はこのようなお悩みに寄り添えればと思います。
私自身、猫との引っ越しの経験はまだありませんが、そのうち引っ越したい目標があるので予習として今回ブログ記事としてまとめました。
結論として…
- 引っ越し前は引っ越しの全体の流れを猫に話しておく。(猫は理解してくれます!)
- 移動中は猫用の精神安定剤のエッセンスなどに頼るのも手。
- 引っ越し中、業者さんが来る場合は猫はバスルームに避難させる。
- 引っ越し後、しばらくは猫と一緒の時間を増やして安心させよう。
- トイレに関して。直前まで使っていた砂を必ず引っ越し先にもっていき、そこでトイレをしてもらう。
以下細かくみていきます。
少しでも不安を取り除けたら幸いです。
猫の引っ越しに対するストレス軽減方法と工夫
引っ越しは猫にとってストレスになることは変わりありません。
ただ、飼い主さんの工夫によってある程度は軽減されます。
引っ越し前日、当日の移動など分けてご紹介します。
引っ越し前
- 引っ越しの1週間前から引っ越す流れを猫に話しておく。
意味がない!と思うかもしれませんが、猫はちゃんと理解してくれます! - 精神安定効果のあるファイブフラワークリームを猫の足に塗る。
1の補足です。
私自身猫と話すことは多々あります。
多頭飼いになる際に「クロちゃん(先住猫)が一番だよ」と話して理解してもらっています。
猫と話すことは猫飼いさんにとってごく自然な日常の一部ですね。
猫に話したって分かるはずない、と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
猫は家人から尊重されているか、そうでないかをちゃんと感じ取る動物です。
ちゃんと猫に意識を向けて話すと、猫はあなたがやろうとすることを理解します。
2.【ファイブフラワークリームとは?】
70年前、英国の医師バッチ博士によって完成したフラワーエッセンス。
人間や動物などのマイナスに傾いた感情・精神に野生の植物エネルギーが作用して本来のバランスの取れた状態に導いていきます。
オーガニックアーモンドオイル(肌を柔らかくする成分)をベースにした植物性のクリームに、ファイブフラワーレメディとクラブアップル(肌荒れを防ぐ成分)のエッセンスを配合しています。
引っ越し途中(移動中)
- 家の臭いのついた毛布やタオルをキャリーケースに敷く。
- キャリーケースの底にはもしものためにペットシーツを敷くとよい。
【移動中鳴いたら??】
- そもそも人の少ない時間帯を選ぶ(ラッシュ時などは当然NG)
- 新幹線ならデッキに移動
- 途中下車も考える
私自身の体験談として、子猫譲渡のために子猫と新幹線で移動した際、子猫は全く鳴かなかったです。
▼新幹線の移動については以下の記事も参考にしてみてください。
子猫が庭に迷い込んできた!捕獲と保護の方法。一緒に暮らすに至るまでを紹介。
▼ほか自転車や公共交通機関での移動については以下の記事も参考にしてみてください。
【猫と乗り物】猫の通院手段と注意点!多機能なキャリーケースも紹介!
こんなふうに飼い主がどっしりと構えるのも必要かもしれません。
乗客には迷惑になりますが…。
新幹線ならデッキに移動するなどしましょう。
引っ越し先
- 荷物を運び入れる際、猫はどうする?
荷物の搬入時など玄関を開けっぱなしにする際は脱走の危険性があります。
猫はキャリーケースやケージに入れたままか、バスルームなどにいてもらいましょう。
(バスルームにいてもらうシーンをよく見かけますね。) - 猫のトイレは?
必ず!直前まで使用していた猫砂を用意!
使用していた砂を一握りだけでも良いそうです。
その砂を新しいトイレに入れてそこで用を済ませてくれたら引っ越しは成功です!
猫を安心させるために
- いつも使っていたタオルケットやおもちゃを持っていきましょう。
- 引っ越し直後は猫との時間を多めにとって安心感を与えましょう。
猫に対する配慮があるからです。
「猫は家につく」はもう時代遅れ?
「犬は人につく。猫は家につく。」
ということわざはどうやらペットフードが普及する以前の人が残したようです。
ペットフードが普及するまで、ネコは飼い主の残飯をもらっていました。
ご飯に味噌汁とカツブシなどを混ぜた”猫まんま”でした。
でも完璧な肉食動物であるネコにとっては栄養が足りません。
だから、家のまわりでネズミや小鳥や虫などを捕って食べていたのです。長い間、ネコは人間に飼われてはいても自活していたといえます。
ネコにとって飼い主の家のまわりは大切な猟場で、縄張りのなかのもっとも重要な部分だったはずです。
だから飼い主が引っ越しても、自分は残りたいと思ったことでしょう。ネコの気持ちは「見た目」で9割わかる!(加藤由子)より
室内飼いの猫は飼い主から総合栄養食をもらい、狩りをする必要はなく、それだけで十分な栄養を得られます。
「猫は完全室内飼い」となりつつある風潮の中、「猫は家ではなく人につく」という変化があるのかもしれません。
猫との引っ越しにそこまで神経質になる必要はない!猫は順応性の高い動物!
猫は順応性の高い動物です。
新居が自分にとって、快適で安全であると分かれば自分の生活パターンを作り始めます。猫の學校(南里秀子)
私は「猫は順応性の高い動物」という言葉を聞いて安心することができました。
心配ばかりしているのは飼い主だけかも…
飼い主の不安心配は猫にも伝わってしまいます。
準備をしっかりとしてどっしりと構えることが必要ですね!
要は猫にとってなじみのあるニオイの物があればいいようです。
引っ越しは猫が何歳まで?
しかし、「猫の學校 猫と人の快適生活レッスン (ポプラ新書)」の著者南里秀子先生は10歳を超えた4匹の高齢猫たちと在来線と新幹線を乗り継いでトータル6時間半の道のりを経て引っ越しされています。
どうしても高齢猫との引っ越しをせざるを得ない場合には前述のように安心できる環境を作り、なるべくストレスを与えない工夫が大切です。
まとめ
- 【引っ越し数週間前】
引っ越しの流れ・段取りを猫に話しておく。(猫は理解してくれます!) - 【移動中】
猫の精神状態、鳴き声など気になる場合は精神安定剤のエッセンスなどに頼るのも手。 - 【引っ越し中】
業者さんが来る場合は猫はバスルームに避難させる。
業者さんはなるべく猫を飼っているスタッフを希望。 - 【引っ越し後】
しばらくは猫と一緒の時間を増やして。
【必ず】直前まで使っていた砂を引っ越し先にもっていき、そこでトイレをしてもらう。
直前まで使っていたおもちゃであそんだり毛布を敷いてあげて。 - 猫は順応性の高い動物。
猫との引っ越しにそこまで神経質になることなく飼い主がどっしりと構えることが必要。
猫との引っ越しは緊張するかもしれませんがばっちりな準備、シミュレーションして猫ちゃんと共有することが大事!
今回は全体的に猫の學校 猫と人の快適生活レッスン (ポプラ新書)という書籍を参考にしています。
餌のことから引っ越しのことまでどざまざまな猫に関する情報を細かく実体験を通して書かれているのでリアリティーがあり信頼できます。
他の猫の飼い方の本には載っていない目からうろこな情報も多々ありました!
【参考文献】