▼今回の内容▼
- 猫がハエ・ゴキブリ・トカゲを食べた!危険性は!?
- トカゲには毒はある?
- 猫に安全なゴキブリ退治の方法を知りたい。
うちの猫はトカゲ、虫なんでも食べてこまるわ~
という飼い主さん、結構いると思います。
うちはそうです。
見境なくなんでも食べてしまう猫なんです。特に茶トラの好奇心旺盛な男の子、マロちゃんが手あたり次第食べます。
最近あった出来事で言うと、トカゲのしっぽを食べようとしていました。
これはいかん!とすぐに取り上げました。
しかし…
そこで今回のテーマはこちら。
「猫が猫がハエ・ゴキブリ・トカゲを食べるのは大丈夫なのか?危険性は?」
毒や菌をもたない生き物であったとしても普段食べ慣れていないものを食べるという意味で猫ちゃんがお腹を下したりする場合があります。
それでは細かく見ていきましょう。
食べたら危険な生き物
昆虫は本来猫の獲物。食べることは自然なようです。
しかし中には病原菌を持っているものもいるので注意が必要です。細かく見ていきましょう。
- ハエ…病原性大腸菌O-157を媒介。
- ゴキブリ…サルモネラ菌、赤痢菌を持っている場合がある。
- カエル…マンソン裂頭条虫を媒介。
- ハエ・ゴキブリ双方…トキソプラズマ原虫を媒介。
- ムカデ…猫がムカデを食べても命に問題はないようです。しかし様子を見て異変があれば病院へ。
※トキソプラズマ原虫、マンソン裂頭条は猫に寄生する寄生虫の一種。トキソプラズマ原虫は人間にも伝染。
上で紹介した病原菌はあくまでも可能性です。
全てのゴキブリがサルモネラ菌、赤痢菌を持っているわけではないし、うちの場合マロちゃんがよくゴキブリを食べてしまいますが、少しお腹を壊して下痢をしてその後は大抵ケロッとしています。食べないに越したことはないと思いますが。
猫好きが頭おかしいのはトキソプラズマに感染しているから??
トカゲは?危険?日本のトカゲは毒はない
毒を持っているトカゲはアメリカとかにいるメキシコドクトカゲなどです。
したがって、猫が「トカゲを食べた!」「トカゲに噛まれた!」という場合でもあまり神経質になる必要はないでしょう。
ただし、
食べた後ケロっとしていて通常通りなら問題ないと思います。もし異変があれば動物病院へ。
うちのマロちゃんは他にもカメムシや蜘蛛、コオロギ、バッタ、カマキリなどを食した経験ありです…。そのあとはお腹を壊す場合が多いです。
また、カメムシはご存じ強烈なニオイですので猫の手にもニオイがついています。よく拭いてあげましょう。
トカゲのしっぽに興味津々のマロちゃん。こちらはニホントカゲのものです。
どうやらうちの庭にはニホントカゲの家族が住み着いているようです。
ちなみにトカゲは可愛いですね。ヤモリも結構家に入ってきて猫のえじきになりかけてしまうんですが私が全力で阻止します。猫には悪いですが。
【ゴキブリの駆除の方法】コンバットを使おう
ゴキブリの殺虫剤は様々なタイプがあります。
中でも以下のものはお勧めできません。
- ホウ酸団子…ホウ酸団子を食べたゴキブリを猫が食べると危険。
- 燻蒸・燻煙式の殺虫剤(バルサンなど)…毒性が猫にとっても人間にとってもある。
- 噴射系スプレー系…猫の目や肺に入る。
オススメの駆除用品はこちら。
- 粘着系駆除用品(ゴキブリホイホイなど)で捕まえるものやハーブ系のゴキブリ除け
- コンバット・ブラックキャップ
哺乳類にとって毒性の少ない殺虫成分が使われているため、(昆虫にとっては強い毒性)もしコンバット・ブラックキャップの毒餌を食べたゴキブリを猫が食べたとしても安全だそう。
粘着系駆除剤を設置する場所はよく考えてください。中のゴキブリをおびき寄せる餌は猫にとって大変魅力的なにおいがします。
うちの猫もちょっと反応していて「あ、危険だな」と思いました。
食べるのも危険だし、粘着剤がねこの毛にまとわりついてしまうのも悲惨です。必ず猫が手出しできない狭い隙間や、猫が開けられない引き出しの中などに設置してください。
【あわせて読みたい】
虫を触らず捕獲して外に逃がす方法(キャッチ&リリース)関連商品が100均に?
【ハッカ油は危険】猫にとって安全な虫除け対策!身近なもので節約・簡単
もし猫にゴキブリホイホイなどの粘着系シートが毛についた場合の対処法
粘着物がついている部分を刈り取る。それが無理な場合はサラダオイルでとる。
絶対無理に引きはがさないでください!
サラダオイルでふき取ったあとはその後はシャンプーをしてあげてください。ベンジン、シンナーなどの薬剤は決して使わないで。
まとめ
猫が虫や爬虫類を食べてしまうのはごく自然なことですが、虫や生き物の中には病原菌を持っているものもいるので注意が必要です。
- ハエ…病原性大腸菌O-157を媒介。
- ゴキブリ…サルモネラ菌、赤痢菌を持っている場合がある。
- カエル…マンソン裂頭条虫を媒介。
- ハエ・ゴキブリ双方にトキソプラズマ原虫を媒介。
- ムカデ…猫がムカデを食べても命に問題はないようです。しかし様子を見て異変があれば病院へ。
ただし、いつもは食べ慣れないものを食べることによって胃腸炎になる可能性もある。
このような面から猫が虫や爬虫類を食べようとしているところを見かけたら阻止しましょう。
そして室内飼いを徹底しましょう。
【あわせて読みたい】
猫がムカデに咬まれたら?猫がムカデを食べたら?対処法を紹介!
虫を触らず捕獲して外に逃がす方法(キャッチ&リリース)関連商品が100均に?
【ハッカ油は危険】猫にとって安全な虫除け対策!身近なもので節約・簡単
ペット用と人用の「蚊取り線香」はどう違う?健康に影響は?安全性が心配…
【猫の飼い主さんに人気の記事】