猫は知能が低い?猫と犬はどっちが賢い?猫は言葉を理解できる?解説します

猫のトリビア 猫のフシギ
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管理人
管理人

みなさんの猫ちゃんは名前を呼んだら振り向きますか。

うちでは2匹の猫がいますがマロちゃんの方が反応が良くクロちゃんは知らん顔の時もあるし反応する時もある…。かなり気まぐれ。猫によっても違う反応で楽しいですね。

一般的に猫の知能は人間の2歳半くらいと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。個人的にはそれ以上の何かを持っていると思いますが買い被りでしょうか。

今回の内容はこちら▼

  • 猫の知能はどのくらい?2歳半くらいって本当?
  • 猫はどこまで人の言葉を理解している?
  • 猫と犬はどちらが頭がいい?

今回は猫の知能について深掘りしていきます。

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猫の知能は人の2歳半以上?

疑問に思う猫

猫は2歳半とか、2~3歳児くらいの知能と言われています。

飼い主の真似をしてドアの開け方をマスターしますよね。(猫を飼っている方ならあるあるかも)うちの場合レバータイプのドアノブを先代の猫はいとも簡単に開けていました。なので丸いタイプのノブに付け替えた経験があります…。

これは人間で言うと2歳半くらいの知能だそうです。

 

ただ、これにもさまざまな説があります。「2~3歳児以上の知能なのでは」という見解も。

▼人の2~3歳児以上を証明する猫の能力の一例

  • 猫は単語を約200語覚えられる
  • 記憶力が優れている
    (短期記憶力・デメリットに関する記憶に関してはより強い)

関連記事>>>猫から好かれていない人が撮った写真がヒドかった【猫と記憶力】

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猫は言葉を理解している?

先ほどもお伝えしましたが「猫は単語を200語覚えられる」と言われています。

加えて以下のようなことも考えられるそうです。

猫もある程度は人の声のトーンや単語の響きを聞き分けています。
ある音に関して必ず決まって起こることがあったりすると、その音を認識して、学習を行っているのだと思います。
(注:「オヤツ」という音の後、必ずおやつがもらえるなど)

参考書籍:猫がいればそれだけで

言葉単体で覚えているのではなく、言葉(音・響き)と行動をセットに覚えて学習しているのですね。

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猫は自分の名前を理解している?

猫は自分の名前を理解しています。

2019年に上智大学総合人間科学心理学科の研究グループの研究により証明済みです。

管理人
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これはもう猫飼いさんの中では「いまさら何、理解してるに決まってるでしょ」的なテーマかもしれませんが…。

では他の猫(同居猫)の名前などもも理解しているのでしょうか?

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一緒に暮らす仲間の猫の名前も理解している

ひなたぼっこバトル
興味深いツイートがありました。
▼こちら。

ネコは、同じ家の中でくらす他のネコの名前を知っていることを、京都大学などの研究チームが明らかにし、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。

他のネコの名前を聞くと、そのネコの顔を思い浮かべていることもわかった。

ネコは同居するネコの名前が分かる 「期待はずれ」利用して証明

個人的に犬では確認済みです。

あるきっかけで先に逝ってしまったワンコRの名前を口にしたときがありました。そこでちょうどそばにいたRと長年暮らしていた後輩犬のPちゃんが反応して周りを嗅いで探していました。胸が痛くなるのでもうやることはありませんが。

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結局犬と猫どっちが賢い?

犬Pちゃん
昔からあった論争でしたが2017年12月に結論が出たようです。

ずばり「犬」だそう。

犬と猫はどちらが賢いのか――。昔から続いてきたこの論争に対して、国際研究チームが確固たる結論を出した。研究チームによれば、犬がもつ脳の神経細胞の数は、猫の2倍に上ることが判明。神経細胞は情報処理を担っていることから、数が多いほど情報処理能力は高いという。

参考サイト:「犬は猫よりも賢い」、国際研究で結論 神経細胞数を計測

管理人
管理人

猫飼いは納得できませんけど。

「猫脳がわかる!」という書籍では「猫と犬の知能はほぼ同じ」という見解も見ました。

猫よりも犬の方が反応が良く、芸をする印象が強い分、猫よりも賢いと一般的には見られがちなのでしょう。(あくまでも「一般的に」です。私はそうは思いませんが。)

しかし実は猫は反応しないだけで何もかも(宇宙の真理までも)理解しているのかもしれません…。

そもそも猫と人の脳は似ている

猫の脳と人の脳は基本的な構造はだいたい同じです。

ゆえに50年代には猫の脳を用いて人間の脳を知る研究がさかんに行われ、人の脳を解明に関しての大きな進歩が見られました。ただ現在は動物愛護の観点から猫の脳を使った実験はされていないようです。

さて脊髄動物の脳の機能はざっくり言うと「3層構造」になっています。

  • 第三層…大脳新皮質
  • 第二層…大脳辺縁系
  • 第一層…脳幹

猫の脳もこうなっていますが一番外側の「大脳新皮質」が人に比べて猫は非常に小さい。

大脳新皮質とは…理性の中枢。言語機能、倫理性、記憶、思考をつかさどる部分。別名「考える脳」。
管理人びっくり
管理人びっくり

まてまて。これが猫の脳にもあるってことは…。

小さいとはいえこの「考える脳」が猫にもあると言うことはなんだかロマンを感じます。

管理人
管理人

いやでも猫飼いにとってはもうそんな「考える脳」なんて既に猫にはあるものと思っており今更感はあります。

ただ先述したように動物愛護の観点で猫の脳の研究はそこまで進んでおらず全てが解明されずにいるのが今の現状です。

まとめ

花 デイジー
▼猫は知能が低い?猫と犬はどっちが賢い?猫は言葉を理解できる?▼

  • 猫の知能は人の2~3歳児以上はある。
  • 「猫と犬を比べて犬の方が賢い」「猫と犬の知能は同等程度」などの見解がある。
  • 猫は単語を200語覚えられる。単語と人の行動とセットにして覚えている。

いろんな説があるので断言はできませんが、ざっくりと猫の知能に関してお送りしました。また新たな情報をつかみ次第追記や記事をアップしていきます。

管理人
管理人

猫を知ることは楽しいです。

【あわせて読みたい】

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猫の歴史を教えて!猫の起源、日本にどうやって来たの?【猫の雑学】

 

【参考文献】
猫脳がわかる!(文春新書)
猫がいればそれだけで
現役獣医師が猫のホンネから不調の原因までを解説! 家ねこ大全 285

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