猫アレルギーの症状を少しでも軽減したい。
猫を飼っていれば猫アレルギーは軽減されるって本当?
答えとしては、
猫を飼っていれば「猫アレルギー」は軽減されることもあるし、されないこともある。
なんだか煮え切らない答えですが…、
ただ今回は猫アレルギーにまつわる朗報を見つけたので皆さんとシェアしていきます。特に猫アレルギーにお悩みの方の光となれば幸いです。
▼今回の内容はこちら▼
- 猫を飼っていれば猫アレルギーを軽減することができるかもしれない、その理由。
- 猫アレルギーになった私の経緯もご紹介。(現在進行形です)
猫アレルギー反応が激減した!その理由とは?
猫を飼っていれば猫アレルギーを軽減することが可能!?
▼「ねこほん」の中には猫アレルギーについて次のように書かれていました。
「猫を飼っていれば猫アレルギー」を軽減することができるかもしれない」
という研究結果が2015年に発表されました。
研究内容としてはこちら▼
猫を飼っている人、飼っていない人の症状を長期間調査。
- 猫を飼っていないグループ…経年とともに症状が重くなった。
- 猫を飼っているグループ…経年と共に症状が軽くなった!!
アレルゲンに少しずつ繰り返し接して過敏性を減らしていく治療方法を「脱感作療法」(だっかんさりょうほう)といいますが、猫を飼っていることそのものがこの脱感作療法にあたるのかもしれません。
また、生まれたときから家庭ペットがいる子どもは、成長後に猫アレルギーや喘息などのアレルギー症状が出にくいというデータも。
アレルギーになる原因の一つとして「衛生仮説」が知られていますが、これは無菌環境で育てられると免疫系のバランスが整わずアレルギーを発症しやすいというもの。
ペットを飼っていると適度に菌のある環境になり、それがのちのちのアレルギーリスクを減らすのかもしれませんね。
「ねこほん」より
「衛生仮設」はドラマでも使われ、一時期話題に。
まだまだ研究中なので猫を飼うことで絶対アレルギーが軽減される!とは言い切れないところです。
なぜなら逆のパターンもあるからです…。
▼次、犬も猫も幼少のころから飼っていた私が突然猫アレルギーになった話です…。
【体験談】昔から猫を飼っていた人でも突然猫アレルギーになることもある。
私は幼少期から犬や猫、ニワトリなどがいる動物豊かな環境で育ちました。動物(猫)アレルギーとは無縁の生活。
しかし突然、猫アレルギーを発症しました。
(このころはちゃんと検査を受けていませんが猫の毛がつくと痒くなったりしていたのでそうかなと薄々思っていた程度)花粉症に関しても突然発症しています。
それからしばらくして、春はもちろん、秋もくしゃみ鼻水が出るので秋の花粉もダメになったのかな?と思って数年ぶりにアレルギー検査(39種類のアレルゲン)をしました。この時はじめて正確に猫アレルギーという結果を知ることになります。
結果がこちら▼
猫アレルギーありますよね。(アレルギースコア2 測定値0.82)
でも私に関してはまだ軽いほう。
▼猫アレルギーの症状(軽度の私の場合)▼
- 常にくしゃみ鼻水が出るひどい感じではない。
- 猫を触った手で目をこすったりすると痒くなったり、猫の鼻水が唇などにつくと腫れたりする感じ。
これらはただ気を付ければ大丈夫なことなので、普通猫を触ったりお世話をすることができます。
そんで本題の秋の花粉は一切なかった…。(ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリをご覧ください。)「秋も花粉が飛んでる」というイメージ思い込みでくしゃみ鼻水が出ていた…のかもしれません。
私の場合、内科へ行きました。
血液をとって2週間後くらいに結果が出ますのでその頃に再度病院へ行きましょう。
アレルギーが激減した理由はあなたがアレルギーであることを忘れたから!?
「もっと猫医者に訊け!」の中には次のような仮説がありました。
質問に答える形式の構成の本となっています。質問内容がこちら▼
アレルギーが自然治癒することはないと聞いているが、どういうことなのでしょうか?」
猫医者(獣医師)鈴木真先生の回答によると、
あなたのアレルギー症状が改善したのは、自分がアレルギーだということを時間が経って忘れてしまったから!
その根拠となるのは、ある多重人格の方が、別の人格の時に同じものを食べてもアレルギー症状がでなかったという実例だ。
それも一人ではない。
精神科の先生に多重人格の話を聞いても、理由は見つからなかった今の医学では、人格が変わったとしても体の免疫機能は同じということになるが、それではつじつまが合わない。
ということで、アレルギーは脳でコントロールされているという仮説に到達した。病は気からなんていうけれど、将来、これが本当だったということが証明される日がくるかもしれない。
「もっと猫医者に訊け!」より
失礼ながら私は初めこの仮説を見て「何言ってんの!?」と思いましたが、先入観で物事を考えるのはよくありません。
よくよく読んで考えてみるとこの仮説が成り立つ可能性は決してゼロではないと思いました。
なぜなら、加えて鈴木先生は「病は気から」という点についても触れています。前述にもあるように、現に私は秋にくしゃみ鼻水が出るので花粉症かと思って調べてもらったら違ったという体験をしました。
秋も花粉が飛びまわるというイメージからくしゃみ鼻水が出ていたのかもしれませんよね。まさに「病は気から」を体験していたのです。
まとめ
- 猫を飼って猫アレルギーが軽減された例はある。
- 「病は気から!」アレルギーは脳でコントロールされているという個人的な仮説もある。
(私はこの仮説を支持したい) - 猫アレルギーじゃなかった人が突然なることもある。(私です)
- 猫アレルギーでも軽度なら問題なく猫と暮らせる。
とにかくストレスをためず、バランスの良い食事をとり、楽しくポジティブに生きる!
これに尽きます。(簡単には言えますがこれが難しいんですよね…)これらをやって悪いことなんてあるはずがありません。
【参考書籍】
【あわせて読みたい。人間のアレルギーに関して・猫アレルギー・花粉】
猫アレルギーでも猫と暮らしていける方法7選!症状や対策を紹介!
【花粉症対策】体とお財布に優しい!お手軽カンタン!【おばあちゃんの知恵袋】
【あわせて読みたい。猫自身のアレルギーに関して】
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