ずっと同じ部屋の中でかわいそう。
散歩させたいんだけどどうかな?
結論として、
ただ、うちでは庭の範囲ですがハーネスとリードで散歩させています。すでに習慣化しているからです。この点についても本編で詳しく説明しています。
猫の散歩はさまざまな刺激でストレス発散になるメリットがある一方で注意しなければならないこともあります。
- ノミダニの付着
- 足の付着物によっての炎症(うちではありました)
- 毎日の散歩の催促
- 脱走
室内よりも外に出ることでこのような可能性が高まることを忘れてはいけません。猫を散歩させるのであれば必ずメリット・デメリットがあることを頭に置くことが大切です。
今回は猫の散歩について深掘りしていきます。
内容はこちら▼
- 猫の散歩についてのデメリットメリット
- 猫を散歩させる際の注意点
- 猫の散歩アイデア
細かく見ていきましょう。
散歩のメリットデメリット
【メリット】
- ストレス発散
- さまざまな五感の刺激で脳が刺激・活性化される(と思う)
- 災害時のハーネス装着のトレーニングになる
【デメリット】
- ノミダニ・異物の付着
- 毎日の散歩の催促で鳴く
- 脱走の危険性
公道や公園での散歩やオススメしません。
▼公道を散歩させて猫と飼い主共に怪我をした体験談を綴っています…。
【絶対NGな猫散歩のやり方】公道を散歩させたら怪我しました【大失敗談】
散歩をさせるときの注意
のびのびと外の空気を吸って風を感じる猫たちの姿を見るのは飼い主としても気持ちがいいもの。しかし散歩の際の注意点もいくつかあります。見ていきましょう。
リードをつける
うちではせまい庭の散歩をしています。
散歩をさせる際はダイソーさんのハーネス。これがぴったり。首輪はオススメしません。猫の頭は小さいのでスポッと抜けてしまう可能性が高いです。
新しいハーネスは家の中でちゃんとフィットするか、抜けないか十分に試してから外に出ましょう。
ハーネスを毎回つけることによって災害時にスムーズな支度がでることでしょう。
▼獣医さんも推奨。
都市部では、猫は完全室内飼いが推奨されています。
外に出る猫に比べて、寿命は3年ほど長くなるという調査結果もあります。だた、防災の観点から、胴輪に慣れておくことは大切。
体に密着するものを選んで、抜けないことを確認。
安全に散歩ができるなら、庭に出す程度なら刺激になりいいかも😊— トラまりも@まりも動物病院 (@toramarimo_blog) May 30, 2021
中にはカートでの散歩を試みる方も。いい方法です。
新装備の猫カートで朝の海散歩#猫旅#車中泊 pic.twitter.com/tJysj24Ip7
— 銀猫@ship10 (@musasabipost616) July 5, 2019
キャリーリュックで猫と外に出かけるのもいい方法です。この▼リュックキャリーを見て思いました。猫を背負ってもっといろんな景色、世界を見せてあげたい、と。素敵ですよね。
「ペキュート キャリーバッグ」
Amazonのレビュー動画で気持ちよさそうにリュックで中で揺られ風に当たるワンちゃんの姿が印象的。
散歩1度したら日課にすること
晴れの日、うちの猫達は「外に出せー!」とニャンニャン鳴いて催促してきます。
毎日自由に散歩ができないと、もしかしたらメリットは少ないかもしれません。
なぜなら、猫はなわばり意識(テリトリー)がある単独生活者で、なわばり(家猫にとっての家)の外に出ることは、大きな不安となってしまうからです。
庭など家から離れていない場所を散歩する分にはいいかもしれませんが、あまり遠くに行くと他の猫のなわばり(猫のなわばりは、野良猫の場合は直径約500mといわれています。)に入ってしまう可能性があります。
また、もし一度散歩に出かけてしまったのなら、毎日同じ時間に行かないと「なわばりチェック」ができないため、かえってストレスになってしまいます。
まりも動物病院 公式ブログ(外部サイト)
つまり猫の鳴き声を正確に翻訳すると「外に出せー!なわばりチェックさせろー!」と言っているんですね。
上記の動物病院の記事を見てから私はなわばり(庭の中)をチェックさせるようなイメージで散歩させています。
▼なわばりチェック中「むむっ。このにおいは…」
散歩する日・時間帯の注意
- 雨風は注意
雨の日はもちろん避けた方がいいですが、風の日も注意です。
風で物が落ちたり転がったりする音に驚いて思いもよらない強い力で逃げだそうとすることがあります。 - 時間帯に注意
車の通る道路そばを歩く場合は交通量の多い時間は避けましょう。 - お寺の鐘に注意
見逃しがちなのはお寺が近所のある場合、夕方のお寺の鐘です。
うちの場合は犬ですが毎回お寺の鐘でびっくりしてしまいます。 - 危険なものには近寄らない
例えばうちではニラが庭に植えてあって前にそれをかじってしまいました。(ニラは猫にとって危険なものです)幸い何も症状が出ませんでしたが、危険なものには近づけさせない注意が必要です。
散歩が終わったら足を拭く
散歩から帰ったらペットウェットティッシュやタオルで足を拭くことをオススメします。
散歩が原因かは不明ですが、指の間が黒くなり指間炎のような症状になる場合もありました。(指間炎:指の間が炎症を起こすこと)
今でもたまにありますが放っておくと自然と治っています。(なんなんだ?)
ノミ・ダニ対策
散歩の後は「のみ取りコーム」(ノミ取りグシ)でといてあげるのが理想的です。
つぶすのはNG。
のみとりコームは100均ダイソーでもあります。
ダニにも注意しなければなりません。付いたら自分で採る器具もあるにはありますが獣医さんで取ってもらうほうが賢明です。
実際に飼い猫にダニがついた経験があります。その場合は滴下剤を投与するなどの処置がされました。これなら皮膚にダニの爪や口が残ることなく自然と落ちていきます。
結局猫に散歩は必要??
正直かかりつけの獣医さんからは、
散歩はやめた方がいい
と言われました…。
前に指間炎かなと思って猫の手を診てもらったとき、私が心当たりとして庭を散歩させたことを言ったらこのような返答が…。
人間の感覚として思ってしまうのは「猫にいろんな世界を見せてあげたい」「いろんな場所のに香りを嗅がせてあげたい」ということです。
やっぱりずっと同じ室内じゃ物足りない人生(ニャン生)なんじゃないかと…。
人間で言ったらいろんなことをしたり、いろんな場所に行くことで脳が刺激されて若々しさが保てる事実もあるし、猫もそうなんじゃないの?と、どうしても人間の感覚で考えてしまうのですが、これは果たして猫にとって良いことなのか逆にストレスなのか?
実は以前記事にしていました。
この記事では「縄張りの中(室内)が一番」と結論を出しています。
猫は縄張り内で生活する動物、ひとたび縄張りの外に出てしまうと不安になる動物です。しかしもともと外にいた野良猫だったりすると話は違ってくるでしょう。
飼い主さんの生活スタイルや飼い猫の性格に合わせてケースバイケースで散歩については考えていくことが良いのかもしれません。
散歩ができないなら室内を充実させよう
猫は外に出なくても、室内だけで十分に楽しめます!
まりも動物病院 公式ブログ「猫が室内で楽しく過ごす方法~環境整備」(外部サイト)
代表的なのはキャットタワーでしょう。
うちでも大き目のキャットタワーを最近買いました。使うときは気まぐれですが買ってよかったと思っています。
関連記事>>>【失敗しないキャットタワー】FEANDREA キャットタワーがオススメ!【Amazon】
【おまけ】半庭・キャットランをDIY【アイデア】
半庭(半地下ではなく)のようなものが欲しくてたまらないです。猫飼いさんはみんなそうでしょうか。
▼こちらのような感じ。
ベランダ猫仕様DIYに5万弱かかったから今月ピンチ😇
さ、庭になったキュウリでもかじるか😇 pic.twitter.com/7VkiMe1Cba
— ふくてん@猫垢 (@zEChPHPqG2t32nT) July 3, 2020
キャットランなイメージはコチラかな▼犬も猫も気持ちよさそうです。
隣の芝生は
1日で手に入る。
思う仕込みから
最短翌日に施工完了。
お客様が用意するものは何も
有りません。#人工芝 #犬 #猫 #庭 #テラス #ベランダ #抗菌 #雑草 #メンテ不要 #DIY pic.twitter.com/wyyWJTi1Lr— 【芝えもん】 (@LovEarthGreen) January 17, 2021
頑張れば全100均でできそうです。
【補足】外出たがって鳴く・脱走対処方法
うちの猫達は元野良猫でもあるし散歩をする習慣があるのでお天気のいい日は鳴きます。一方で完全に室内飼いにしてこの先一切外に出すつもりはないという場合は徹底的な対策が必要になってきます。
外が大好きな猫ちゃんはちょっとの隙に脱走してしまいます。脱走防止対策として100均のワイヤーネットで網戸を補強、サッシ窓用ロックの設置が有効です。
▼詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【猫が脱走!】帰ってきた事例や捕獲する方法を紹介!脱走防止策も紹介!
まとめ
散歩をする場合はさまざまな事態を予測して注意しながらしてください。
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