- 通院の際、猫との移動はどうすればいいかわからない。
- 猫との自動車での移動はどうすればいい?
- 車を持っていない!電車・バス・タクシーなどに猫と安全に乗るにはどうすればいい?
- 猫と自転車で移動する際はどうすればいい?
- 手段に合ったオススメのキャリーケースを知りたい。
今回はこういった質問に答えます。
猫を飼っている皆さん、通院の移動手段はどうしていますか?かく言う私は車移動。田舎で実家暮らしということもあり車がないときつい。
ただ、もし自分が引っ越した場合、車は持たない予定なのでそのときの通院はどうしよう?と思って今回車以外の猫との移動手段も調べてみました。
ほかにも「初めて猫を飼ったけど通院の手段はどうすれば!?」とパニックになっている方のお役に立てたら幸いです。
結論としては…
- 車移動の場合、車内であっても必ずキャリーケースに入れましょう。
キャリーケースを置く場所は後部座席の足元がベスト。 - 猫と自転車で移動したい場合、自転車に装着できるキャリーケースというのもあります。
ただ、振動や安全面を考えたらリュックタイプのキャリーケースに猫を入れて自転車に乗ることのほうがオススメできます。 - 電車・バスなどで気を付けたいことは電車の場合は料金がかかることです。(手回り品料金)バスは大抵は無料。利用予定の鉄道・バス会社に問い合わせてみることがベスト。
- 自転車や徒歩移動をする場合、真夏は熱中症に注意。
- バイクは論外。
エンジンの爆音で猫がびっくりしますのでやめてください。
それでは細かく見ていきましょう。
猫との移動手段はどうしてる?
調べてみると猫との通院手段に関しては徒歩・自転車・車・電車・バス・タクシーとさまざま。
例えば、自宅から駅徒歩5分、そこから電車(乗り換えあり)、駅から10分歩き目的の動物病院へ到着、となかなかの道のりの飼い主さんもいらっしゃるようです…。頭が下がります。
ではそれぞれの手段と注意点など詳しく見ていきましょう。
自動車
- 車内であっても必ずキャリーケースに入れること。
- キャリーケースを置く場所は後部座席の足元がベスト。
- クーラーなどが直接当たらないようにする。
- 万一のため走行中は窓を閉める。
- もし激しく鳴き、落ち着かないようならキャリーケースを布などで覆う。
私の場合ラジオの音なども切って無音にします。「もう着くよ~」など言葉をかけながら運転します。
猫のためにゆっくりめに走りたい方は車に猫を乗せていることをしらせるステッカーを貼ることをオススメします。レビューもポジティブでなかなか効果があるようです。
関連記事>>>【ペットレスキューカード】災害・緊急時に便利|100均ダイソーでも【猫の注意喚起ステッカー】
徒歩
私は徒歩で動物病院へ通ったことはありませんが約5㎏の猫を抱えて歩くとなると結構体力的にきついかと。徒歩で通う方曰く、10分の道のりでへとへとになったようです…。
- 真夏は熱中症に注意。
- キャリーケースはリュックタイプやショルダータイプがオススメ。
徒歩ならソフトでもハードでもどちらでも大丈夫だと思いますが、ソフトのほうが軽いので負担が減ります。
リュックタイプは次にあります自転車の項目で紹介しています。ご参考にしてください。
リュックタイプは次にあります自転車の項目で紹介しています。参考にしてみてください。
関連記事>>>猫の折りたためるオススメキャリーバッグはコレ!災害時の避難にも必須。
自転車
【自転車で移動する際の方法】
- キャリーケースを自転車の荷台にくくりつける。固定はゴムバンドなどでガッチリと!
- 自転車は振動するので少しでも緩和するために毛布や緩衝材をケースの中に入れると良い。
- ゆっくり漕ぎ、段差のある場所は自転車を押して歩くことをオススメ。
ソフトケースで荷台に簡単に積載できるものがありました。ショルダーにもリュックにもなる優れもの。さらには災害時、避難となってもスペース拡張できる機能もあり安心。これいいなあ…。
前にある自転車のかごにキャリーを入れる
キャリーをそのままスポットかごに入れるキャリーがありました。小型犬やスリムな猫ちゃんならいけそう。
自転車のかごのある部分をそっくりそのままキャリーにとっかえられる。自転車そのものにも少し手を入れる必要があります。
↓
リュックタイプのキャリーを背負って自転車に乗る。
荷台や前方のかごに乗せるよりかは振動が少ない、安全性が高いなどの理由から自転車で猫と移動する場合リュックタイプのキャリーを使う飼い主さんが多いようです。
Amazonで人気で評価の高いものをピックアップしてみました。
関連記事>>>抜けない猫のハーネスは100均ダイソーがおすすめ!お散歩が快適に!
バス
- キャリーケースは布やカバーで覆うと良いです。猫が落ち着きます。
私の場合、枕屋さんでもらった大きな手提げ袋にまるっとキャリーを入れます。 - 料金の規定がない会社がほとんど。
近くのバス会社をいくつか調べてみると料金は特に必要なく、キャリーケースに入れておけばOK。
ただし、鳴き声やニオイで乗客に迷惑がかかったり、混雑時は乗車を拒否される場合があるようです。
電車
- こちらもバスと同じでキャリーケースは布などでで覆いましょう。
- JRの場合は手回り品料金が必要。1個につき290円。
細かなサイズ・注意点は次の通り。
Q.ペットと一緒に列車に乗るには、どのようにすればよいですか。
A.小犬・猫等のペット(小動物)は、長さ70センチ以内、最小の立方形の長さ、幅および高さの合計が90センチ程度、動物を合わせた重さが10キロ以内になる容器にペットの全身を収納していただき、改札口にて手回り品きっぷを購入していただいたうえで、ご一緒にご乗車いただけます。
なお、動物が苦手なお客様やアレルギーのお客様など、ご不快に感じるお客様もいらっしゃることから、下記の点をお守りください。
○ドッグスリングは、全身が入っていてもご利用になれません。
○ペットカート(ペットバギー)は、カートも含めた寸法がペットを有料手回り品としてお持ち込みいただける制限を超えるため、ご利用になれません(ケースとカートを分離する場合を除きます)。
○駅構内や車内では、ペットをケースから出さないで下さい。ペットを持ち込む際にご注意いただく点など、詳しくはこちらをご覧ください。
JRおでかけネットより
鉄道会社により規定はさまざまなので利用予定の鉄道会社に直接問い合わせることをお勧めします。
タクシー
- 特に規定はない。
- キャリーケースに入れて運べばOK。
- 一言「猫も一緒です」と断りを入れると良い。
猫とタクシーに乗った体験談・失敗談
猫と一緒にタクシー乗った際、異常に声のデカい運転手さんにあたってしまいました。おしゃべりな運転手さんでしたので猫はそのデカい声に終始ビビっていました。
初めに猫がいることを伝えておくべきでした…。
徒歩・自転車の場合は熱中症に注意!
自転車や徒歩で駅やバス停まで行くなどの手段の場合、真夏の高温の中だと猫の熱中症が心配です。
暑い季節に限ってはタクシーを利用することをオススメします。特に具合の悪い猫ちゃん場合はなおさらです。
まとめ
【車移動の場合】
- 車内であっても必ずキャリーケースに入れること。
- キャリーケースを置く場所は後部座席の足元がベスト。
- クーラーなどが直接当たらないようにする。
- 万一のため走行中は窓を閉める。
- もし激しく鳴き、落ち着かないようならキャリーケースを布などで覆う。
【自転車移動の場合】
- 猫と自転車で移動したい場合、自転車に装着できるキャリーカートもあって便利。
- 振動や安全面を考えたらリュックタイプのキャリーケースに猫を入れて自転車に乗ることのほうがメジャーな様子。
【電車・バスの移動の場合】
- キャリーケースを布などで覆うこと。猫が安心します。
- 電車・バスなどで気を付けたいことは電車の場合料金がかかることです。(手回り品料金)
バスは大抵は無料。
確実な方法としては利用予定の鉄道・バス会社に問い合わせてみることがベスト。 - 炎天下の場合、徒歩や自転車での移動は熱中症に気を付けて。
長い距離ならタクシーを使うのがベスト。
【タクシー移動の場合】
- 特に規定はない。
- 初めに運転手さんに猫がいることを伝えると良い。
今回この記事を書くにあたって様々なキャリーケースを調べました。
キャリーケースに限らずペット用全般は日々素晴らしい機能の商品が生まれ、検索して出てくる商品を見るたび感嘆するばかりでした。
確かにペットを飼う人口は増えているしペット市場は拡大しているのは当たり前なのかもしれません。昔と比べて猫を飼う私たちにとっていたれりつくせりな時代になってくれて感謝です。
同時に保護猫活動や殺処分の問題などに関しても良い方向へ向かうことを願ってやみません。
ここまで読んでくださりありがとうございました。何か一つでもお役に立てたら幸いです!
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