キャットフード難民
本当に良いキャットフードを知りたい。
避けるべき原材料は?
飼い猫に合ってる合ってないの判断基準は?
猫飼いのみなさん、猫ちゃんの餌はどうやって選んでいますか??
私自身、最近までキャットフード難民になっていて最近まあまあ落ち着いたところです。
最近はネットで簡単に情報を手に入れることができる世の中ですが、あえてアナログ的に、「直接獣医さんに訊いてみよう」ということで今回、私のお世話になっている獣医さんにキャットフードの選び方について訊いてみました。
ご参考になれば幸いです。
※吹き出しの部分が実際の獣医さんのアドバイスです。
※私のお世話になっている獣医さんの個人的なアドバイスも含まれるかもしれません。
ご了承ください。
獣医さんの信頼しているフードメーカー
獣医師からみて良いフードとは何でしょうか??
個人的に信頼しているフードメーカーの条件は…
- 自社で実験犬猫を飼い、給与試験を実施して効果を確認している
- 総合栄養食だけでなく療法食を作っている
ことなどです。
上記の条件から、獣医さんが信頼しているフードメーカーはズバリこちら。
- サイエンスダイエット
- ロイヤルカナン
- アイムス
- 日清ペットフード
ちなみに先生は飼っている猫にロイヤルカナン、たまにサイエンスダイエットを与えているそうです。
キャットフードは中価格以上のものを選ぶ!
やはり比較的中価格以上のフードは栄養バランスが良く、質が良いです。
中価格以上のフードは例えば、
- 10グラム9円以上
- 味よりも栄養バランスを重視している
例を挙げるなら中価格・中価格以上のものはこちら。
- ピュリナワン
- サイエンスダイエット
- ロイヤルカナン
などです。
着色料を使用しているフードは避ける!
着色料には合成着色料と天然着色料があります。
赤色2号、3号、40号、102号、106号
黄色3号、4号、5号
青色1号
※石油に含まれる炭化水素が主原料
ベニコウジ色素
酸化鉄
カラメル色素
二酸化チタン
※動植物、鉱物が主原料
着色料は猫に全く必要のないものです。むしろ害となる可能性も。
国によっては使用を禁止しており、基準はあいまいです。したがって、着色料を使用しているフードは避けるほうが賢明です。
じゃあなぜ着色料を使うの??
着色料を使えばフードの色が鮮やかに見えます。よって、人間に視覚的に訴えて売り上げのためだけの目的といえます。
着色料は本当に必要のないものだと思います。
全てのキャットフードに使用を辞めてほしいです。
天然着色料に至っても「天然」とつくから安全そうに見えますが、アカネ色素という発がん性のあるものも存在します。(現在使用は禁止されている)
主に低価格のフードに着色料の使用が多い印象があります。しかし中には中価格のものにも使用されている場合がありますのでよく原材料を確認してください。
「肉副産物」「〇〇ミール」は危険?
キャットフードやおやつは中には原材料の一番目に「肉類」とある場合が。
(※原材料の一番目に表示されているものが含有量の割合が多いもので主原料となります。)
「モンプチ キャットフード クリスピーキッス グレインフリー 厳選チキン」は原材料の一番目に「チキン」としっかりあります。「類」とかごまかして(?)いません。そもそも「肉類」をのかっこ書きの中をみてみると「肉副産物」「〇〇ミール」だとかあります。
【ミートミール】
食肉処理場からでた肉片、くず肉の脂を取り除き乾燥させたもの。
主に豚や馬の肉粉といわれているが正直なところ不明で問題視されている。【チキンミール】
食鳥処理場で処理されたニワトリの頭部、脚部、内臓、皮や骨を加熱して乾燥して粉末にしたもの。
羽、毛、フンなどは取り除かれている。
たんぱく質豊富。この「肉副産物」「〇〇ミール」は「4Dミート」なのでは?など黒い噂が絶えません。
【4Dミート】
死んだ・死にかけた・病気だった・障害だった動物どれかに当てはまる肉の呼び名。頭文字にすべてDが付く。しかし全てのフード会社は全て否定しており、安全性が確認されたものを使用しているとのこと。
関連記事>>>「モンプチ クリスピーキッス グレインフリー」成分・安全性は?評価します!
▲猫のおやつの原材料の話ですが、総合栄養食に関しても同じことが言えます。
小分けにされているフードを選ぶ
常識ですね。
考えてもわかるように、小分けにされていないタイプだと残った餌がどんどん酸化され栄養成分や風味も失われていきます。
小分けにされたフードが絶対におススメです。パッケージに表示されていますのでをよく確認してみましょう。
関連記事>>>正しいキャットフードの保存方法と100均の餌保存容器にぴったりのアイテムを紹介。
猫の便の様子をみて判断
- 便が軟らかい
- 便が多すぎる
上記の場合は餌が合っていない可能性が。
餌の栄養が十分に吸収されていたらそれほど大きな便は出ません。
ちなみに正常な猫の便は…
- 大きさ:大人の人差し指、1,2本
- 回数:一日1,2回
- 硬さ:便の周りに砂が多少つく程度
- 色:茶色
また、軟便、下痢、血便の場合も注意。餌が合っていないか、消化器系の病気、感染症も疑われます。早急に病院へ。
▼便についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
猫の便が最後だけゆるい(または下痢)!原因と治療は?食物アレルギーかも。
【猫の便秘】危険な日数は?原因と予防方法!ビオフェルミンの効果は?
猫がまた血便。食物アレルギーなのに小麦のおやつを与える失敗。【再発】
まとめ
私のお世話になっている獣医さんがおすすめするペットフードメーカーはこちら▼
- サイエンスダイエット
- ロイヤルカナン
- アイムス
- 日清ペットフード
ほかキャットフードを選ぶ際に気を付けることはこちら▼
- 中価格のものを選ぶ
- 着色料の使用していないものを選ぶ
- 小分けにされているフードを選ぶ
- 猫の便の様子をみてみて判断
【補足】
私自身、猫の餌、猫の便についてはいろいろと苦労しました…。とくに問題があったのはマロちゃんなんですが…。
今は餌も定まって状態も落ち着いてくれています。動物病院にもお世話になっていません!
前はしょちゅう動物病院へ行って先生に「また来たか…」という雰囲気で迎えられていましたから…。このブログ内にもその戦いの爪痕が残されていますのでご覧ください…。
なにか一つでも猫飼いさんのご参考になれば幸いです。
【参考書籍】