猫のマロちゃんにテーブルに置いていたイカの煮つけをつまみ食いされた!
どうすれば!?
イカって猫は食べていいんだっけ!?
飼っている猫2匹のうち1匹のマロちゃんがイカを食べてしまいました。
ぼくです。
パニックです。
置きっぱなしにして席を外した飼い主が完全に悪いです。管理不足です。反省。
結論としてはイカの煮つけを少し食べたマロちゃんは何も問題なく済みました。動物病院にもいきませんでした。
量や、料理方法、鮮度などイカの状態よっても危険度は変わってきます。
詳しく見ていきましょう。
このような方にオススメな記事です。
- 猫がイカを食べたとの対処方法を知りたい。
- 猫にとってのイカの危険性を知りたい。
イカを食べてしまった後の対処方法(私の体験談も)
マロちゃんにイカの煮つけをつまみ食いされました…。(食いしん坊マロ↓)
結論としてはにマロちゃんに異常は見られず問題はなかったです。
イカをマロちゃんが食べてしまった後はパニックになりました。しかし実際はそこまで焦らなくても大丈夫なようです。
その前に食べられないように飼い主が最善の注意を払うことが重要です。
ちなみに以前見た動物病院のポスターには、
「生のイカや甲殻類を大量に食べたらすぐに連絡してください」とありました。
(※次の項で詳しくご説明します)私はこれはスマホで写真に撮っていました。
少量ならしばらく様子を見てもよいニュアンスを感じたし、イカを食べたマロちゃん自身もいつもと変わらずケロッとしています。実際様子を見てみることにしました。
うちの場合、マロちゃんはイカの骨も食べていたらしく、翌日便と一緒にそのまま出ていました…。もし詰まらせていたら…。と、これも危険な要因です。
結果的に何事もなかったのでホっとはしましたが、完全に飼い主の監督不行き届きです。
こんなときは病院へ
もし以下の場合には動物病院へ行くことをおすすめします。
- イカを大量に食べた。
- イカを食べた後明らかに様子がおかしい。
猫にイカを与えはいけない!
と完全には言い切れませんが、与えないほうがいいようです。
厳密にいえば長い期間、大量に与えてはいけません。
なぜ与えてはいけないのか。
イカの状態、調理方法で危険度も変わってくるようです。起こりうる症状と一緒に見ていきます。
- ビタミンB1欠乏になり、視覚障害、歩行障害といった神経系の障害を発症する。
これはチアミナーゼというイカに含まれる物質がビタミンB1を壊してしまうためです。
イカを長く与え続けると発症する恐れがあります。 - 消化不良を起こしやすいく食べると下痢となる。
- イカの体内に汚染物質が蓄積、寄生虫がいる可能性がある。
主に生のイカまるごと与えた場合に考えられるケース。 - 調理したもの(塩気のきいたもの)なら塩分の過剰摂取が心配される。
…などの危険性があります。
チアミナーゼは生のイカ、それも鮮度の落ちたものに多く含まれますが、加熱することによりその成分はなくなります。
なくなりますが、イカは加熱しても生でも消化不良を起こしやすい食べ物です。このような面からイカは与えないほうが良いといえます。
まとめ
結論、猫にイカは与えないほうがいい!
条件により危険度は変わってくるが与えないほうが賢明。
私自身、ここまでイカと猫に関しての記事を書いてきて「それでもイカを猫に与えたい!」とは一切思いません…。
他にも猫が食べてはいけないものはたくさんあります。
チェックしてみてください。
▼食べてはいけない植物についてはこちらにも細かく書いています。
猫草とは?猫に必要?うちの子は食べないんだけど…。毛玉対策になる?疑問にお答えします。
▼危険な冬の観葉植物について書いています。
【猫との暮らし方】冬の体調管理は?部屋の環境は大丈夫?【猫の飼い方】
▼桜の花びらを食べてしまったときのことを書いています。結果的に桜の花びらは大丈夫でした。
桜が咲きました♪猫と季節を感じる幸せ。猫のお花見写真と桜を食べた猫の話。
【参考書籍】
ネコの気持ちと飼い方がわかる本
0才からのしあわせな子猫の育て方