世の中はストレスとの闘い。
今回は「ストレスを溜めないためにできること」を紹介していきます。
今回はこちらの本「発想美人のススメ」(大美賀直子著)の中から私がイイな!と思ったものをチョイスして記事にしました。
それではまいりましょう。
好きなものに囲まれよう
これはミニマリストの精神にも通じます。
物を少なくすると好きなものだけが残りますから。
今回の考え方は買うシーンで有効です。
普段、「安い、無難」を理由に物を買ってはいませんか?
それも理由の一つとしてアリです。
しかし「持っているだけで嬉しい幸せな気持ちになるものを見つけよう」という気持ちを持つことで普段の生活の中でも楽しいことを見つける前向きな発想が育ちストレスに強くなります。
例えばお皿一つ買うにしても本格的な北欧食器を買うのか、100均でそれっぽい食器を買うのか、
心がウキウキする方を買うこともたまには大事。
(100均にも上質なものはありますが)
五感を刺激しよう
本書では著者独自の言葉「ストレス・マインド」が頻繁に登場します。
※ストレス・マインド…ストレスを大きく受け止めてしまう心の状態のこと指す。
【目】涙が出るほど美しいものをみよう
「目を奪われるほどの美しさ」に触れることによって、萎えていた生命力が目覚めてくれるのです。
▲個人的にしびれたフレーズです。
今でいう「不要不急」と言われがちなものがこれに当たるのではないでしょうか。
「何をしても楽しくない、何を見ても何も感じない。」
そんな時はストレス・マインドが強くなっている証拠です。
解決策としては
積極的に美しいものを見ること。
それも歴史のある傑作と言われる一流のものならなお良しです。
- 絵画
- 舞台
- 国立公園
- 庭園
などが代表的です。
個人的に月や星を眺めるだけでも壮大な気分となり歴史を感じることができるのでオススメです。
例えば、かの藤原道長も同じ月を見て歌を詠んでいたと思うとなんだか不思議な感じがしてきませんか。
【耳】落ち込んだ時はスローテンポの曲をきこう
心にマッチしたテンポの曲を選びましょう。
「同質の原理」といいます。
好きなアーティストのバラードが良いですね。
アップテンポは厳禁です。
心の調子に合わせて徐々にアップテンポにしていくのはOK。
【鼻】アロマをお守りにする
本書ではアロマを紹介していましたが、猫にとってアロマは危険なので猫飼いさんには向きません…。
一方で、猫を飼っていない方はアロマは手軽に気分転換できることででオススメ。
アロマストーンに好みの香りをしみこませて持ち歩くこともできます。
いつでも香りを嗅いで気分をリフレッシュできます。
良い涙と笑いを
普段から涙と笑い、豊かな感情を表すことをしていればストレス・マインドに傾かず穏やかに生活することができます。
上質な感動もの映画を観よう
本書では最低でも月に一本は見ることを勧めています。
さらに言えばストレス・マインドに対しては「泣ける映画」がオススメのようです。
泣くことで感動体験により深い癒しを感じ心が浄化されます。
これを「カタルシス効果」といいます。
カタルシス効果によって心の安定を取り戻す重要なアクションとなります。
泣く映画はちょっと…という方は、美しい情景の写る映画、人の心の優しさ、奥深さを感じることができるヒューマンドラマでも大丈夫です。
映画についてはコチラの記事もどうぞ。私のオススメ映画を紹介しています。
【洋画】オススメのハートウォーミング映画はコレ!優しい気持ちになれます。
「お笑い」を見よう!
笑うことでNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することは皆さんご存じでしょう。
NK細胞とはがん細胞や病気のもとをやっつけてくれる心強い存在です。
NK細胞は笑うことで増えると言われています。
笑うだけで健康になれると言っても過言ではありません。
また、本書によると笑うことによってこのような変化が望めます▼
- 笑いにより心が軟らかくなり人との付き合いが楽になる
- ささいなことを受け流せるようになる
- もっと面白いことを見つけようという気持ちが芽生える
下品な人を貶めるような笑いではなく、今で言う「人を傷つけない笑い」が良いでしょう。
「人を傷つけない笑い」については賛否両論ありますが…(;’∀’)
オススメのお笑いDVDは当ブログの過去記事でも紹介しています。
結論として「バナナマン」なんですけど、オススメです!
良い睡眠を
当ブログでも以前に睡眠について特集しました。▼
【快眠】ぐっすり安眠13のポイント!飲み物・運動・ツボなど!【不眠改善方法】
睡眠前の効率的な学習読書方法はコチラ▼
高島徹治著「寝る前30分を変えなさい」の要約。寝る前30分に適した読書法・勉強法とは?
今回は「発想美人のススメ」から得た新たな良い睡眠に関する情報を紹介していきます。
シンデレラ睡眠
シンデレラ睡眠とは夜12時に眠ることによって6~7時の間に最も体温が上がり心身がちょうど活動モードに変わってくれる睡眠方法です。
ゆえに日中に活動する人にとって12時睡眠はオススメできます。
お風呂
たまの贅沢なバスタイムのアイデアとしてバラを一輪買ってその花びらを湯船に浮かべてみましょう。
見た目や香りでリッチな気分になりリラックスできます。
寝起きには暖かいものを飲もう
健康リテラシーが高くなった現代人にとって当たり前のことだと思います。
温かい飲み物を取り入れることにより心身が活動モードへ切り替わります。
「白湯」が最も手軽で健康法としても話題となっていますよね。
寝起きに白湯を飲むだけです。
ちなみに朝のすきっ腹のコーヒーは胃腸に負担になるためNG、朝食後がオススメです。
▼こちらでも特集しました。
【冬の養生】冷え乾燥対策!血行促進・免疫力アップの方法を解説!
漢方では朝最初に食べるものの温度が大切と考えています。
身体を温める効果のあるシナモンジンジャーパウダーを牛乳やお茶にふるのもおすすめです。
定番メニューのヨーグルトも体を冷やす性質があるので夕食後に食べましょう。
「季節感」のある生活をしよう
心は「新鮮味のないずっと同じような形式」を嫌います。
つまり「マンネリ」。
年中同じことを繰り返し同じパターンで生活を送っているとストレス・マインドが大きくなってしまいます。
日本には四季があります。
生活にちょっとした四季を取り入れることで、豊かな変化を生みだしましょう。
部屋を季節色に模様替えしよう
部屋のインテリアを季節によって替えてみましょう。
ニトリのCMが印象的ですね。
でもなかなかめんどくさいしお金もかかる…
そういう方はこちらがオススメ▼
- 寝具やカーテンを季節の色にする(春はパステルカラー・秋はアースカラー)
- 庭摘んだ季節の花、植物をちょこっと飾る
枕草子をお手本に季節を感じよう
春はお花見、秋は絵画鑑賞…など、季節によって楽しめることはほかにもたくさんあります。
テレビも映画もない時代には、生活に季節の変化を取り入れ、楽しんでいました。
たとえば、「源氏物語」や「枕草子」では四季の移ろいを歌に詠み、行事や遊びを楽しむ宮廷貴族たちの様子が、いきいきと描かれてます。
なんだか逆にうらやましいな~と思ってしまいますね。
季節にちなんだ知識を知るいい機会にもなります。
関連した書籍も結構ありますね。
特にオススメは「しばわんこシリーズ」
めっっっちゃくちゃ癒されます。
まとめ
- 好きなものに囲まれて生きよう
- 五感を刺激しよう
- 涙が出るほど美しい一流の物に触れよう
- 落ち込んだ時はスローテンポの曲をきこう
- アロマをお守りにしょう
- 上質な感動もの映画を観よう
- 「お笑い」を見よう
- シンデレラ睡眠12時には寝る
- お風呂に工夫を、バラ風呂はいかが
- 寝起きには白湯がオススメ
- 部屋を季節色に模様替えしよう
- 枕草子をお手本に季節を感じよう
▼残念ながら絶版でしょうか。Kindleもありません…購入するとしたら中古となります。
ほかの書籍紹介はコチラからどうぞ!
夜景の色彩効果は癒し、瞑想効果があると言われています。