20~40代女性が共感できるような
ゆるっとした漫画が読みたい!
コチラはどうでしょう。
▼「今日のてんちょと。」
漫画の流れとしては、喫茶店の店長の「てんちょ」とかわるがわる来る様々なお客さん(悩み多き女性が多い)との会話の間で生まれる小さな物語。
一話完結型です。
その中には生き方のヒントがたくさん隠されているのです。
女性ならではの「あるある」や、悩みがふんだんに描かれており、同じようなことで悩んでいる場合は解決の糸口がきっと見つかるはず。
今回は私が強烈に共感した部分など一部をご紹介します。
「前のほうが良かった」
髪型を変えて友達からのひと言
「前のほうが良かった」
言われた側の大阪人の女性の動じない言葉があります。
「友達の世界を変えへんために生きてるわけちゃうもん。」
いやそんなことは無い。
自分の好きな髪形をしてファッションをして生きていいんだ!
ということですね。納得。
「親友」
「親友とか言っちゃう人が苦手なんです。」
私自身「親友」と聞くと苦い思い出が。
小学校の頃はよくありました。
「親友」と言う言葉で人を縛り自分の安心を確かなものにして「親友がいる自分は親友がいないやつらよりもスゴイ」とかなんとか優越感やら自尊心のようなものも持ったり…。
まあ厄介な言葉です。「親友」
その反動からか今では「親友」アレルギーでこの言葉は使いたくも見たくもありません。
普通の「友達」でいいんじゃないでしょうか。
「カッコイイ(可愛い)おばあちゃんになりたい」
カッコイイおばあちゃんモデルが載っている雑誌をうっとり見つめる女性。
おばあちゃんになんて女性は誰もなりたくないです。
でも「おばさん」はもっとなりたくないし呼ばれたくない。(笑)
そこを通り越して「おばあちゃん」というまだ温もりのある響きに助けを求めているような。
しかしここでてんちょがひとこと。
そういうスナップに乗るようなオシャレでかっこいいおばあちゃんは
おばあちゃんって呼ばれたくなーい!
と思ってオシャレしていると思いますよ
ごもっとも。
結局はみな「おばあちゃん」になってしまう。
「じゃあどうせなるんなら、カッコイイ、可愛いおばあちゃんになっている人を見て安心したい。」
という心理からでしょうか。
例えばデヴィ夫人に憧れるゆきぽよをみてそんな気持ちが垣間見れました。
(もっと別の理由があって憧れているのかもしれませんが、なんだか個人的には違和感を感じました。)
枯れたくない、きれいな花のままでいたい気持ちはみな同じです。
個人的な考えとしては
特にかっこいい、可愛いおばあちゃんに憧れることなく、普通に丁寧に歳を重ねていけばいんじゃないでしょうか。
まとめ
おおがきなこさん著書「今日のてんちょと。」
は心にサクっと刺さるエピソード満載。
人生のそこまで大きくはないけどモヤっとした悩みのヒントとなるはずです。
▼本は紙媒体の単行本のみ、ですが現在は絶版?Amazonでは中古でしか手に入らないです。
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著者おおがきなこさんは保護犬との暮らしを描いたエッセイ
「いとしのギー」「いとしのオカメ」も人気。
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