猫の牙伸びすぎてない…?
6歳のオス猫マロちゃんの牙に問題発生。
以前は口元からはみ出てなかった牙が右側だけ伸びて見えるようになってきました。
結論として獣医さんに診せたら
気にすることない
と言われました。
が、気になったのでのちに個人的にネットで調べてみると「挺出」(ていしゅつ)という病気を見つけました。
おそらくこれなんじゃないかな、と。
「挺出」は歯が歯茎の外に出てきてしまい伸びたような状態になる病気です。原因は歯周病が主で治療としては抜歯が多いとのこと。
猫に良くあることのようでネットで調べてみると悩んでいる飼い主さんを多く見かけました。
今回は体験談とあわせて「挺出」(ていしゅつ)について深掘りしていきます。
牙が伸びた!?牙の長さが違う!「挺出」です
ある日牙の長さが違うことにびっくり。いつの間にか右側だけ伸びていたのです。(正確には歯肉から出た)
▼過去の牙と比較。
2022年1月ごろ、牙は口元に収まっていました。
伸びています。
触ってみたところ、今のところぐらつきはありません。
「挺出」の原因
冒頭でもお伝えしたように「挺出」は歯周病が主な原因。
「挺出」により歯肉から外に出てきてしまう病気です。伸びたように見えますが違います。
「挺出」は猫に良く見られる病気。
歯肉から出てきた牙が歯茎や唇に刺さっているように見えて心配する飼い主さんは多いようです。
自然と牙が抜けるケースもあります。
しかし牙が自然と抜けるということは歯周病の進行がかなり進んでいる可能性があるので動物病院で診てもらう必要があります。
参考⇒リヴ動物病院 ブログ
例外として元から牙の長い猫ちゃんもいます。
参考⇒あおぞら動物病院 ブログ
「挺出」の治療
挺出部位の歯周病の進行具合にもよりますが、軽度の場合は経過観察になりますが、ぐらついていたら抜歯となります。
参考:荻窪ツイン動物病院
口臭がキツかったり牙が歯茎や皮膚に刺さって猫が痛がったり餌を食べない場合などは早めの抜歯が必要になってくるかもしれません。
牙が歯茎や牙に刺さって穴が開いたとしてもその穴の皮が厚くなり大丈夫な場合もあるようです。
しかし個人判断は厳禁。一度かかりつけの獣医さんに相談してみてください。
【体験談】歯が伸びたことを獣医さんに相談したら…
うちの場合は冒頭でもお伝えしたようにかかりつけの獣医さんに相談してみたところ
大丈夫です
との一言…。
基本アバウトな先生です。
いつもこの対応に関しては「大丈夫かな?」と不安になることもあれば本当に大丈夫だったりするので信頼はしている先生です。
さてそんなアバウトな先生ですので今回のこの診断については
「大丈夫です、今のところ心配ありません。様子を見て何かあればまた来てください」
と言う意味として受け取りました。しばらく様子を見てみようと思います。
飼い主ができる対処法
今のところマロちゃんの牙は唇や歯茎に刺さってはいないようです。
餌もガツガツ食べているし何の問題もありません。
個人的な対策としては「デンタルバイオ」の頻度も高めたり。粉にして歯ぐきに塗ってみようかと思っています。
また、口腔内の健康に良いと聞いた「ささの恵」というサプリも現在試用中です。
何か変化があればまた追記か別記事にしていきます。
【追記】
デンタルバイオの効果を実感した体験があります。
動物病院でワクチン時につでいに歯の状態を確認してもらったところ「歯がキレイ」と言われました。
思い当たる節としてはデンタルバイオは与え続けていたので「もしかしてデンタルバイオのおかげ?」かなと。
関連記事>>>1年に1度のワクチンは獣医さんに質問のチャンス【猫の口腔問題やサプリメント】
まとめ
- 猫にはよくある病気で原因は歯周病。
- 治療は歯周病の程度によって異なるが抜歯などが挙げられる。
- いずれもかかりつけの獣医さんに相談してみてください。
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