- 流れ作業でお弁当を作る派遣やアルバイトに興味がある。
- 接客は苦手。黙々とできるアルバイトってどうなの?
- 工場の仕事は接客業よりラク?
私は今までまあまあの数のアルバイトをしてきましたがこの度はその中の一つ、「お弁当の盛り付けのアルバイトの体験談」をします。
それなりの大きな工場で流れ作業で進めるタイプのお弁当作りです。
結論として…
- 盛り付けの作業自体は簡単。
- すこーし重いトレイなどを運ぶ場合もあるけど体力はそこまでいらない。
- 一番きつかったのはそこで働く人間…。
- 長期働くのは絶対病むと確信。短期で働くならオススメできます。
それではまいりましょう。
【仕事内容】
メインは立って流れ作業
先述にもありますが、お弁当はスーパーの一角で作るものではなく、それなりに設備の整った工場で作りました。だから基本はベルトコンベヤから流れてくるお弁当箱におにぎりやお惣菜を詰める作業。(ライン作業というやつ)
おいなりさんやおにぎりをパックに詰めるだけの簡単なものはスムーズにいきます。しかし難しい盛り付けは途中で止まったり罵声が飛び交います…。
▼漫画の冒頭は私の職場とそっくりでした。
ただ、この漫画の場合、職場はまったりとした雰囲気だったようです…。
体力はそこまで必要ない
ただし作業内容によっては腰を悪くします。
腰が不安な人や普段、運動ストレッチなどをしない人(私です)は腰サポーターをや膝サポーターを装着することをおススメします。
基本的に盛り付け担当の作業内容は想像通りベルトコンベヤに沿って立ちおかずを盛り付ける作業。終わったらベルトコンベアーを拭いたり、ほうきで周りを軽く掃除をします。
全時間立ちっぱなしですが、そこまで辛いとは思いませんでした。
工場内の人間関係のほうがキツいんではないでしょうか…。(のちに詳しくお話しします)
おかずの入っていた大き目のトレイをまとめて洗い場に持っていくなどはありますがカートに乗せるし、少しの力があればOK。
注意すること
ここからは工場内での仕事(ライン作業)の中で注意することを解説していきます。
結論として主にこの3つ。
- 腰を大事に
- 酔う人は注意
- 工場内の人間関係に注意
腰を大事に
私の場合、運び方がまずかったのか、普段運動をしないせいか、
腰を悪くしました。
腰サポーターを買いました…。
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酔いやすい人は注意
作業は簡単とお伝えしましたが、ベルトコンベヤを眺めているうちに酔ってしまい気持ち悪くなる人もいるそうです。
実際に私は酔いそうになりました。
一度か二度おにぎりの具を詰める作業を任されました。その際、高速で流れてくるおにぎりを眺めているうちに少し気持ち悪くなってしまいました。
工場内の人間関係は最悪だった
- めっちゃ悪口を言う(悪口の対象がいる中で堂々と聞こえるように)
- 言葉遣いが最悪、汚い
- 常にイライラしている
これが私の感じた工場内の人間たちの様子。
特に何かされたというわけではないけど何か尋ねるとイライラして返答されました。
中でもすごくネチネチ嫌なことを言ってくる人がいてその人の隣になったら最悪。
(昔からずーっと働いてるんだろうなという古株)
なんかすごく嫌なことをネチっといわれました。忘れたけど。
「情緒どうなってんの?」って人もいました。
初めは優しく話しかけてくれましたが、作業が始まって豹変する人とか。こち亀の本田もびっくりです。
おそらくですが毎日同じ作業ばかりをして脳が委縮してしまったことが原因でしょう。
さてここまで書いてきてちょっとあのころを思い出して気分が悪くなりました。
【補足】外国人が多く働いていた
うちの現場では東南アジア、南アジアの外国人が多く働いていました。
日本人と大きく違った部分は外国人たちは就業時間になったらたとえ作業が途中でもすぐ帰ります。見ていて逆に気持ちよかったです。
日本人はそんなことできない…
だから残業する…
外国人たちに関しては嫌な人はいなかったです。むしろ感じのいい人たちばかり。
「日本はどうですかー」とか「有名な観光地には行きましたかー」とかそういう雑談に花が咲きました。(だいたいの日本語はしゃべれて聞き取りもできる方々でした)
給料について
うちの場合は、工場からの直接採用、派遣からの採用と、二つの応募方法がありました。
- 工場からの直接採用だと時給は安い。交通費は出る。
- 派遣からの応募だと時給高め。
1000円以上。ただし交通費は出ない。
派遣のほうが給料が高いです。ただし交通費は出ないとのこと。
私は工場に直接応募しました。電車通勤をしたので交通費が出ることはありがたかったです。
ケースバイケースで選んでみてください。
工場バイトのメリットデメリット
工場バイトのメリット
- 接客なし。接客苦手で嫌いな人には向く。
- 黙々と作業ができる。
- まあまあ時間が過ぎるのが早い。
- 「お店に並ぶ大量生産のお弁当やおにぎりはこうやってできていくのかー」とちょっとした社会勉強になって面白い。
- メイクの必要なし(?)
作業をする際はマスク・帽子・長袖長ズボンで全身を覆います。見えるのは目だけです。人にもよりますがメイク無しでも大丈夫な人は大丈夫。
工場バイトのデメリット
- 場所にもよるが私の働いた工場は人間が最悪だった。
常にイライラしている人が多かった。長期やる仕事ではない。やるなら短期で。 - 腰を痛める作業もある。
- 酔いやすい人は注意
私は短期、半年ほどの契約(週4・6時間程度)でしたが正解でした。どう考えても自分的には半年が精神的にギリギリでした…。
まとめ
- 盛り付けの作業自体は簡単
- 少し重いトレイなどを運ぶ場合もあるけど体力はそこまでいらない
- 一番きつかったのはそこで働く人間…(場所にもよる)
- 短期で働くならオススメできます
長期働くのは絶対病むと確信
接客業が苦手で嫌いな人にとって、工場の黙々とする作業はラクそうに見えます。私もその考えで工場の仕事を選びました。
ただ人間関係はてこずった印象です。
工場の中には人間はいます。人間がいるってことは必然的に人間とかかわらなければなりません。人間から感じる嫌な部分だとか会話だとかは接客のない仕事であっても避けられません。
でも今もし接客業と黙々とする工場作業の仕事どちらか選べと言われたら、やっぱり工場を選ぶと思います。それほど私は接客業が嫌なので。
どんなバイトも嫌なところは必ずありますが、短期ならなんとかといった感じです。私の場合は。
今回の記事の中で何か一つでもお役に立てたら幸いです。
【私の体験談シリーズ】