「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」を読みました。
タイトルと表紙のとおり猫漫画です。
感想としては面白いです。猫好きさんは読むべき作品!
以下多少のネタバレあります。ご注意ください。
感想
猫がツチノコの見える件。伊藤潤二先生と感性が同じで安心(?)しました。
▼こちらがうちのツチノコ
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脱走
「よん」の脱走劇はハラハラしながら見守りました。捕まえた姿がありえない猫の持ち方をしていて笑いました。
いやでもしかし国道沿いの道にお住いの人(に限らず)は猫は脱走させないで欲しい…。
裏技
なにげに猫や犬飼いのお宅にとって役立つ裏技が。
実践している方も。
猫をイスの車輪で轢かないよう、ガムテープの中に車輪を入れる工夫、伊藤潤二『よん&むー』で作者が行っていたがこれは便利で安全だ。埃がたまりやすいが、大したこと問題ではない。 pic.twitter.com/wFQuyIu9M4
— 晴天 (@seiten_lishnii) May 25, 2021
ホラーと猫の親和性
猫を飼っていることが編集者にバレてこの「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」を描くに至ったのだとか。
漫画家の洞察力・観察力の鋭さは隠そうと思っても隠せません。
特にテーブルの上の焼き魚を食べようとする猫をぐーっと押して机から降りる猫の姿勢は猫を飼っていて観察していないと描けないよなあ…なぜこのシーンを切り取り描いたんだろう、と興味深くながめていました。
猫のぬるっとした動きをうまく表現できる姿勢だと思います。描く部分がマニアックで細かくて恐れ入ります。
さて思えばホラーと猫の親和性は高いのは猫好きさんたちは周知の事実(たぶん)。
猫があくびをする表情はまさにホラーに感じる人も多いはず。
▼(アイキャッチに使ったあくび写真)
(個人的にスマホカメラの起動が遅いため猫のあくびを撮るのは難しいと感じますのでこれは奇跡の一枚)
猫のあくびはホラー作家うってつけの素材です。(たぶん)伊藤先生も包み隠さずありのままの猫のあくびを描いていらっしゃいます。必見。
猫はいつもかわいい顔をしているわけではありません。
大事故起こしている寝顔も伊藤先生はありのままに多少ホラー要素も込めつつ描いていらっしゃいます。
▼例
追記(2023/2/22)
▼奇しくも世間で”猫の日”と言われる日にベストショット撮れました。
伊藤潤二先生の奥様
伊藤潤二先生の奥様(作中のA子さん)もクリエイターです。漫画や絵本、イラストとマルチな活動をされています。
おどろおどろしくカワイイ。おどかわ(?)な作風で魅力あふれます。
伊藤潤二先生とは何か共鳴するものがあって一緒になったんだろうなとつい勝手に想像してしまうような作風。
娘が、石黒亜矢子さんの絵が好きだと言うので
「この人『うずまき』の漫画描いてる人の奥さんだよ」って教えてあげたら
「あ!『よん&むー』(伊藤潤二の飼い猫エッセイ漫画)のA子さんか!!」😳
点と点が線になった瞬間を見られた pic.twitter.com/FVYYf46caY
— まめちゃん (@mamemame_014) February 15, 2021
「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」の口コミは?
お!ブランチの漫画コーナーでパンサー菅さん伊藤潤二先生のよん&むーを紹介するじゃん!私も数多ある伊藤潤二作品の最高傑作はよんむーだと思ってる。 pic.twitter.com/o3YxI5XiJY
— Masa (@mthasu) May 29, 2021
猫を飼ってる人は伊藤潤二先生のよん&むーを読んでください。
飼ってなくても読んでください。 pic.twitter.com/Qp3SWehbUm— 渡辺こよ@ハガネとわかば①巻 (@akuta0716) October 1, 2022
☆スタッフオススメ
私が選書した三冊の中で、特におすすめの本は「伊藤潤二の猫日記よん&むー」です。見どころは、登場する猫がとにかく可愛いところ、猫あるあるが詰まっている所です。ホラー漫画家ならではの視点と描写が光る、笑いあり癒しありのエッセイ漫画となっています。ぜひご覧ください。 pic.twitter.com/PTJYxdZ1i1— CHIENOWA BOOK STORE (@CHIENOWABOOK) July 2, 2022
上々なレビューばかりです。
「伊藤潤二の猫日記 よん&むー 」の試し読みはどこでできる?
以下の漫画サイトでも試し読みが可能です。
イーブックジャパン
【まんが王国】★お得感No.1★国内最大級の電子コミックサイト
とは言えAmazonで「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」はコミック(紙)で¥713 Kindleで¥660 と双方お手頃価格です。
まとめ
猫好き、漫画好きは必読の一冊です。
ちょっと話は逸れますがおそらくほとんどがアナログ作業でしょうか。近頃ではあまり見られない昔ながらの線を重ねた画面作りなども含め充実を感じる内容。個人的に大好きです。
ためしてみてね~
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