フォトイラストエッセイちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。 絵本作家の森ぐらし (Moe books) [ どいかや ]を読んで「子猫は突然に」というエピソードがありました。
私も大きく共感し、同時に後悔したこともあったことを思い出しました。うちの場合本当に子猫って突然庭に現れるですよね…。
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こんな経験がある方に届けたいです。
- 子猫を保護したことがある。
- 子猫を見かけたが見て見ぬふりをしたことがある。
特に2番の方、ある偉人の言葉を目にしてもらいたい。
たった一言でこんなにも考え方って変わるのか、と言葉の力を目の当たりにした出来事でした。
あなたにも響けば嬉しいです。
【私の体験談】子猫は突然に…。保護しようか悩み、迷った。
私の子猫保護のエピソードです。
当時保護したキジトラちゃんの写真は持ってはいるのですが、やはり今でもいろんな意味で見るのはちょっと辛い…。なので写真は無しです。どうぞ悪しからず…。
2018年6月頃、その日は雨。
外から子猫のような声がしきりに聞こえていました。
しかし2017年の夏頃も猫を保護し、猫が増えたばかりなので(マロちゃんのことです)「お金もかかるしもう勘弁して…」という気持ちがどこかにありました。
子猫を見るとたぶん助けたくなるので、外から聞こえてくる鳴き声を一日無視しました。
もしかしたら鳥の鳴き声かも知れない、なんて気を紛らわそうともしました。(絶対子猫なんですが)
だからその日は子猫の姿は見ていません。
結果、私はどうしても我慢ならず、次の日の昼一日もたってしまいましたがパニックになりながらも急いで保護しに外へ出ました。
鳴き声をたどるとそこには手のひらに収まるくらいの小さい体のキジトラ猫がいました。
こんなに小さい体からあんなに大きな声が出ていたのか、と驚くほど。
それだけ必死に親を探していたのでしょう。
そう思うだけで胸が詰まりそうでした。
簡単に捕まえられるかと思いましたが意外と威嚇してきて、少ない体力で必死に逃げようとします。
が、そんなことで躊躇していられません、ガシっと、且つフワッと掴んで急いで病院へ。
病院では「生きていたら明日も来て」と言われるくらいの瀕死に近い状態でした。
(でもそんな言い方ってないんじゃないか…)
しかし帰ってからも体を温めたりした甲斐あって、翌日、幸い生きててくれました。
その後も何度か病院へ通い、無事元気になりました。
うちにはすでに2匹もいるし私の経済状況からして3匹は難しいと判断したので、里親探しを猛烈にしたところ、猫をすでに5匹ほど飼っている大の猫好きさんに里親になっていただけました。
とても嬉しかったです。
結果はハッピーエンドですが、私は子猫を保護するまで悩んで、一日も悩んでその間ずっと雨の中子猫を放置してしまいました。
未だに「あの時もっと早くに保護してあげれば…」と心残りがあるのです…。
この時のことを思い出すと今でも「可愛そうなことをしてしまった…、なぜ雨の中放置した?」と後悔の念に駆られます。
次の項目では私を突き動かした言葉をご紹介します。
この言葉が無ければ私は迷ったままで最悪子猫を死なせていたかもしれません。
ルターの言葉(名言)で私は動かされた。
保護するべきか否か…、悩んでいた私はある偉人の言葉を思い出しました。
「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える。」
宗教改革者 マルティン・ルター
解釈のしかたはちょっと違うかもしれませんが、この言葉に突き動かされ、私は外に出て子猫を保護し病院へ急ぎました。
「明日世界が滅亡したら子猫も自分も一緒に死ぬじゃん、助けても意味ないじゃん」と思うかもしれません。
でも、その先どうなる?ではなく、この瞬間どうしたいか?という問題だと思ったのです。
「だったら四の五の言わず猫助けるよね?」という考えに行きついたのだと思います。
私はこの言葉を生涯胸に刻み、悩んだり迷ったりする無駄な時間をなくし、後悔のない人生を歩む、と決めたのでした。
特に猫のことに関しては!
実際、迷っている間に尊い命を失うところでした。
「迷ってる間に失う」こんなにあっけないことってありますか?
後悔してもしきれないと思います。
ルターの言葉が印象的に出てくるマンガ「林檎の木を植える 」 志村志保子
「林檎の木を植える 」というマンガの中でもルターの言葉が印象的に使われています。
タイトルがすでにそうですが。
オススメの一冊です。
「林檎の木を植える 」 志村志保子
まとめ
去年も子猫を保護したし、正直金銭面でもキツイ…などの理由で子猫を保護しようかどうしようか迷った私はルターの言葉に動かされました。
「この先のことを考えるのではなく、この瞬間どうしたいのか?」と考えるとおのずと子猫を保護していました。
ルターの言葉は前から知ってはいましたが、この出来事から私はルターの言葉を深く胸に刻み、迷い・後悔のない人生を歩もうと決めたのでした。
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