おもしろい映画が見たい！
ホラーが好き！
ちょっとのグロＯＫ！
最初から最後までドキドキできる映画が見たい！
そんなあなたには映画「ライフ」がオススメ。
「ライフ」って作品名はありがちですが今回私が観たものは「ＳＦホラー（ＳＦスリラー）」で、監督はダニエル・エスピノーサ。
しかも、われらが真田広之氏もハリウッド俳優の一員としてご出演しています。
映画鑑賞体力（？）が低下して面白くなかったら即観るのを辞める私が最後まで観ることができた映画。続きが気になり、なかなかおもしろかったです。
ジャンルとして「ＳＦホラー（ＳＦスリラー）」と言っちゃっているので大体のオチは読めるかとは思いますが、今まで観たことのない感覚、演出でハラハラドキドキ。
「もしこうなったらヤバいんじゃない？」って出来事がドンピシャで起こります。（笑）
エンディングなんかはもうまさに……
この作品に限らずほんとうに人間ってのはサディスティックな生き物ですよね。
というわけで、今回は映画「ライフ」を深掘りしていきます。
※ネタバレは若干しているのでご注意です！
映画「ライフ」はどんな作品？
簡単に言うと6人の宇宙飛行士のチームが「新しい生命体みつけたどー！うれぴー！」っつって国際宇宙ステーションでアメーバみたいな生命体を育てます。
そのアメーバはどんどんと成長していき…
SFホラーなので続きがなんとなく想像できますよね…。
結果、6人の宇宙飛行士ＶＳアメーバ（もう成長して爬虫類と軟体動物が融合したような形になってる）という構図になります。
「かわいいね～」なんて言いながらわきあいあいと育ていたことが滑稽で仕方ないです。しかも「カルビン」という名前まで付けちゃってます。
育ててる間、私は「やめとけよ…」と何度もツッコミました。
中にはラストが「ミスト」に似てるという方もいましたが、（シャレではない）ミストにはまだ光があった。（人類全体的に）
しかし「ライフ」に限っては…。
ラストはナゼああなった？
ラストは驚愕でした。カルビンはそこまで頭が良いのか、と。
結果的に6人いた宇宙飛行士のうち2が生き残ります。
それぞれ脱出ポッドに乗り込み一人は命からがら地球に帰還しようとし、もう一人はカルビンと一緒に宇宙の彼方へ行き、人類のいる地球にだけはいかせないという作戦をとります。
つまりカルビンと心中ということ。
が、先述したようにカルビンはものすんごく頭が良い。カルビンと心中を計る宇宙飛行士は宇宙の彼方へ行くようにポッドを操縦しますが操縦器を横取り地球に向かい操縦するカルビン。
そうして地球に降り立つのは結局カルビン達でした。もう一人の地球帰還を計った宇宙飛行士は宇宙の彼方へ…
「これ逆だったら絶対ダメだろ！」とポッドに乗り込んだ時点で思いましたが、本当に逆の出来事が起こってしまいました…。
【余談】エイリアンの「顔」について考えさせられた
このような、まだ見ぬもの（エイリアン）の顔かたちを作るクリエイターたちは頭を悩ますことでしょう。
ライフに出てくるエイリアンにいたっては「顔はどこだ？」と思うような姿。顔があるにはありますが顔が映るシーンは少ない印象です。
むしろ顔はなくてもいいのかなと思ったけど「エイリアンの顔が見たい！」という気持ちは視聴者全員にはあるだろうし。（私にもありました）
今回の映画ライフに出てくるエイリアンは昆虫のような爬虫類のような軟体動物のような…、決して「E.T.」のような哺乳類系ではありません。
人間に近い形、つまりリトルグレイのようにすればコミカルに見えて作品を台無しにしてしまう危険性もあります。
アメーバのような感じでこのままいくのかな？と思いましたがでもそれじゃあインパクトがないですよね。
難しい仕事だなと思った部分です。
もし私にエイリアンをデザインする案件が来たらどうするかな？と考えたのでした。（一生ないけど）
まとめ
- 「ライフ」はハラハラドキドキ、おもしろくなかったらすぐに観るのを辞める私が最後まで観ることのできた映画。
- ただし深夜や気持ちが暗い時に観るべきではない。
明るいお昼に観よう！
解釈が若干異なる部分あるかもしれませんがご容赦くださいませ…。時間がある方はぜひ。
Amazonプライムビデオでも観ることができます。
【補足】「ライフ」を見た後にオススメの映画
「ライフ」を見た後は一変してSFコメディーはいかがでしょう。
私は偶然立て続けに「ミラクルニール」というSFコメディーをみることになりました。「同じSFでもこうも違うのか」と感慨深く鑑賞した覚えがあります。（笑）
バカバカしくっておもしろいです。「ライフ」を見た後の後味の悪さもスッキリしてきます。
