▼このような疑問・悩みを解決します。
- 何で犬猫のエサ皿はヌルヌルするの?
- お皿のヌルヌルをどうにかしたい、落とす方法は!?
- 漂白剤などは洗い残しが気になるから使いたくない安全な方法が知りたい。
ふんぬ~!洗っても洗っても猫のお皿のヌルヌルがとれ~~ん!
犬猫ちゃんと暮らしている方ならあるある経験だと思います。
結論として…【落ちないヌルヌル汚れ対策はコレ】
- クエン酸で洗う
- 特殊なスポンジ洗う
激落ちくん(メラミンスポンジ)・猫食器専用スポンジがオススメ - お皿の素材は陶器にする
プラスチックはダメ
です。
それでは詳しく見ていきましょう。
猫や犬のエサ皿を洗ってもヌルヌルするのはなぜ?原因は?
結論としては、ヌルヌルの正体はバイオフィルムという細菌がつくる特殊な膜のこと。順を追って、どうやってバイオフィルムができてしまうのかざっくりとまとめました。
- そもそも犬猫の唾液は人と違いアルカリ性である。(人は弱酸性)
- アルカリ性の唾液は細菌が繁殖しやすい。
- エサを食べる際に細菌が唾液と共にお皿に付く。
- その細菌がお皿の上でバイオフィルムをつくってしまう!
というわけです。
バイオフィルムはアルカリ性で、人の食器用洗剤である中性洗剤では落ちにくい!だからヌルヌルが残ってしまうわけです…。
【対策1】クエン酸で洗う
本当にバッチリぬるぬるがとれて感動しました。クエン酸で洗うとお皿がキュッキュするのです。
前述のとおり、ヌルヌルの正体はバイオフィルムというアルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れは酸性でよく落ちます。
なので酸性のクエン酸でヌルヌル汚れは落ちます。(お酢でも代用できるのですがちょっと匂いが残るのが難点)
どのクエン酸を使えばいい?
クエン酸にはグレードがあります。純度の高いものは料理にも使えるものです。(食品グレード)純度の低いものは不純物などの割合も高いです。こちらは掃除のみに使うことをオススメします。食器を洗うことに関していえば、料理にも使えるクエン酸を使えばより安全性が高まるでしょう。
【追記】(2022年1月2日)
100均ダイソーのクエン酸(食用ではない)を食器洗い用に使用しても、よく洗い流せば問題ないでしょう。
▼こちらがダイソーのクエン酸のクエン酸
このパッケージには電気ポットの洗浄にも使えるとあります。
【洗い方】クエン酸スプレーがオススメ
まずはクエン酸粉を買ってクエン酸スプレーを作ります。粉のままでも使えますが、スプレーにした方が長く使えて経済的です。
クエン酸は粉末状で売っていることが多いと思います。それを水に溶かすだけ。
200mlの水にクエン酸小さじ1で作れます。
【洗い方】
- 汚れたお皿にクエン酸スプレーをするだけ。
- 頑固な硬くなった食べかすや汚れがある場合は少し放置。
- そのままスポンジで洗う。
お湯で洗い流せばなお良い。(※もちろんですが人と犬猫用のスポンジは分けてくださいね)
クエン酸は粉末状のまま使用してもGOOD。クエン酸スプレーを作るのが面倒な方にオススメ。
ふりかけ容器(調味料入れ)にいれてふりかけます。100均でもあります。
猫のお皿のヌルヌルは重曹でもとれる?クエン酸と重曹の違い
繰り返しになりますがズバリ、今回のぬるぬるは重曹ではなくクエン酸で落ちます。
重曹とクエン酸は汚れの性質(酸性かアルカリ性か?)によって使い分ける必要があります。
★アルカリ性の汚れは酸性のクエン酸で落ちます。
繰り返しになってしまいますが、この度のヌルヌル汚れ自体がアルカリ性のためアルカリ性の汚れには酸性のもので対応。つまりクエン酸が適しています。
他にもクエン酸には消臭、除菌のうれしい効果もあります。
【対策2】特殊なスポンジで洗う
激落ちくん(メラミンスポンジ)で洗おう!こちらもヌルヌルがとれることで有名。
試してみたところ…
いっきにヌルヌルがとれる!感動!
この度試してみて感じたのですが、
ぶっちゃけ、メラミンスポンジのほうがクエン酸よりも楽ちんかもしれません。
今まではクエン酸推しだったのですが。
100均(ダイソー)でも取り扱っていました。(相変わらず某激落ちくんと激似…)
ただ何度も繰り返し使うとボロボロになって耐久性がちょっと難点…。と思っていたらことでありました、耐久性に長けたメラミンスポンジが。
猫食器専用スポンジで洗う
猫食器専用のスポンジなるものが存在していることを知りました。その名も「ヌルヌル汚れも洗剤なしでキレイに落とす食器用スポンジ 」(商品名)
アクリル繊維とミクロ繊維でできており洗剤無しで水だけで汚れが落とせます。結論としてはオススメです。ヌルヌルが取れてツルツルになります。
実際に試してみた記事はコチラ▼
【追記】猫壱スポンジよりもコスパの高いスポンジを見つけました。同じく水だけで落とせます。▼
【対策3】絶対エサのお皿は陶器する
プラスチックのお皿は陶器やガラスの素材よりもヌルヌルが取れにくい傾向にあります。
陶器の方がプラスチックよりもいい理由
- 静電気が起きないので食べカスが口元に付きにくいことなどから猫のあごニキビ予防にもなります。
- プラスチックは傷つきやすくその隙間に雑菌が繁殖し不衛生。
陶器は細かな傷も付きにくいので衛生的です。
以前、私は今以上に無知だったため、プラスチック容器を猫のエサ皿にしていました…。
ごめんよ~~~
今は100均ダイソーの陶器の小皿を使用しています。
ダイソーは豊富な種類の陶器のお皿があります。
▲ちなみにこちらのお皿は猫には適さなかった失敗例です。底の支えが小さくて安定が悪かった…。グラタン皿のような地べたに接する面積の大きい器をチョイスしましょう。
猫のお皿を洗う頻度は毎日!
もちろん毎日!
私のうちの場合はクロちゃんが猫ニキビができやすい体質なので一日のうちに数回は洗っています。ニキビ体質ではない猫ちゃんでも出来る限りエサ皿はこまめに替えてあげましょう。
まとめ
犬猫のエサ皿がヌルヌルするのは細菌がつくるバイオフィルムのせいです。バイオフィルムはアルカリ性だから中性洗剤では落ちにくい。
ヌルヌル皿対策はコレ!3つの対策方法
- クエン酸で洗おう
- 特殊なスポンジで洗おう
激落ちくん・猫食器専用スポンジがオススメ - お皿の素材は陶器にしよう。プラスチックはダメ
【あわせて読みたい】
猫や犬の食器を安全に洗うには?洗剤のいらないスポンジがオススメ【コスパ最高】
メラミンスポンジやクエン酸は100均でも手に入るので経済的でもあります。
もちろんお皿は毎日洗いましょう。できる限りこまめに洗うとなお良いです。
ためしてみてね~
【あわせて読みたい】
ペットに安全な掃除!重曹クエン酸の効果と使い方。消臭抗菌効果も!
【犬猫の餌皿についての記事はこちらもどうぞ】
100均ダイソーでみつけた猫の給餌にピッタリな皿4選!【オススメ】
猫が餌皿をひっくり返す!原因と対策をおしえて!【エア砂かけ】
猫の給餌の困りごとを解決!猫の食べ方のクセがスゴい!うちの子だけ?
【猫のお世話グッズについてはこちらもどうぞ】
【100均ダイソー】猫のお世話に使えるアイテム特集!買ってよかった!リピ買い決定商品!